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06月21日-一般質問-05号

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  1. 蓮田市議会 2021-06-21
    06月21日-一般質問-05号


    取得元: 蓮田市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-05-06
    令和 3年  6月 定例会          令和3年6月蓮田市議会定例会 第18日令和3年6月21日(月曜日) 議 事 日 程(第5号)   1 開  議 午前9時   2 市政に対する一般質問       2番  福 田 聖 次 議員      18番  栗 原   勇 議員      10番  木佐木 照 男 議員      11番  秦   邦 雄 議員       3番  高 橋 健一郎 議員   3 次会日程報告   4 散  会午前9時00分開議 出席議員(20名)   1番  湯  谷  百 合 子  議員     2番  福  田  聖  次  議員   3番  高  橋  健 一 郎  議員     4番  山  田  孝  夫  議員   5番  鈴  木  貴 美 子  議員     6番  近  藤  純  枝  議員   7番  関  根  香  織  議員     8番  山  田  慎 太 郎  議員   9番  北  角  嘉  幸  議員    10番  木 佐 木  照  男  議員  11番  秦     邦  雄  議員    12番  菊  池  義  人  議員  13番  勝  浦     敦  議員    14番  森     伊 久 磨  議員  15番  齋  藤  昌  司  議員    16番  中  野  政  廣  議員  17番  石  川  誠  司  議員    18番  栗  原     勇  議員  19番  榎  本  菜  保  議員    20番  船  橋  由 貴 子  議員 欠席議員(なし) 地方自治法第121条の規定により説明のため出席した人  中  野  和  信  市     長    新  井     勉  副  市  長  西  山  通  夫  教  育  長    山  口     亨  総 合 政策部長  吉  澤  正  剛  総 務 部 長    高  崎  達  也  環 境 経済部長  猿  田  孝  二  健 康 福祉部長    長 谷 部  幸  一  健康福祉部参事  増  田  吉  郎  都 市 整備部長    細  井  満  浩  都市整備部参事  飛  田  康  裕  蓮田駅西口行政    小  山     猛  上 下 水道部長              セ ン タ ー 長  山  田  則  子  会 計 管 理 者    毒  島  正  明  監 査 委 員                                     事 務 局 長 兼                                     選挙管理委員会                                     事 務 局 長  髙  月  章  浩  学 校 教育課長    新  井  宏  典  生 涯 学習部長  新  井     智  消  防  長 事務局職員出席者  栗  原     栄  事 務 局 長    遠  藤  忠  則  次     長  吉  田  孝  宏  副  主  幹    宮  本  麻  衣  主     事 △開議の宣告                   (午前 9時00分) ○齋藤昌司議長 ただいまから、本日の会議を開きます。 △市政に対する一般質問 ○齋藤昌司議長 これより、市政に対する一般質問を続行いたします。  暫時、休憩いたします。          休憩 午前 9時00分          再開 午前 9時01分 ○齋藤昌司議長 休憩前に引き続き、会議を開きます。  一般質問を続行いたします。  発言順序に従い、順次質問を許します。  2番 福田聖次議員          〔2番 福田聖次議員登壇〕 ◆2番(福田聖次議員) おはようございます。2番、福田聖次でございます。議長のお許しを得ましたので、これより私の一般質問を開始いたします。  大項目1、市政の目的について。  (1)、4期15年にわたり蓮田市政を担ってきた中野市長の市政に関する基本理念について問います。  (ア)、市長の市政に取り組む目的は。  (イ)、市政は誰のためとお考えか。  (ウ)、二元代表制は機能しているとお考えか。これは、誰がどういう質問ということではなくて、16年前のことへの先日の北角議員の一般質問で、かなりエキセントリックな微細な質問に対して、執行部がすらすらと答えているのです、もうあらかじめ用意しているみたいに。市長を褒めたたえているという様子に、ちょっと二元代表制として違和感を感じましたので、念のためお聞きしますけれども、これは執行部側が何かそういうことを頼んだのでしょうか。議員によっては、二元代表制が機能していないようにも思われるので、市長の見解をお尋ねいたします。  大項目の2、住民協働及び安心安全なまちづくりについてでございます。  (1)、スマートインターチェンジを例に取ります。民主的市政運営における住民協働の在り方及び、埼玉一安心安全なまちづくりを標榜しております。これについて問います。  (ア)、地域住民からの住宅密集地へのスマートインターチェンジ利用車両の引込みに対する反対と交通環境改善の要望には応えず、用地買収をしてまで市道26号線に接続に固執した理由は何でしょうか。  (イ)、地域住民からの歩道整備等の地域交通環境改善策の都市計画決定の要望が地元から上がったわけですけれども、それを無視した理由は何でしょうか。  それから、(ウ)、今般、県道接続に計画変更されたことで、市道1260号線というのは、これは不要になるわけですが、今後は廃道するのでしょうか。  (エ)、市道1260号線整備に要した費用は。  (オ)、市道1260号線整備は、無駄な費用ではなかったのかでございます。  続いて、3、ワクチン接種について。  (1)、医療業者任せではないか、蓮田市の考えについて問います。  (ア)、接種コストは、地元医師会などの医療団体への依頼よりも高額になると想定されますが、関連予算は全て県、国の負担なのか。  (イ)、64歳以下へのクーポン券配布予定時期は。ここは一番今日重要なところでございます。  (ウ)、集団接種と個別接種の比率をどのように想定し、接種計画全体を立てたのか。  (エ)、蓮田市医師会、歯科医師会、薬剤師会など、関連団体の協力要請をどのように行ったのか。  最後、4、リスクマネジメントについてでございます。  (1)、起きた危機への対応、要するに将来のです。これを危機管理といいます。起きたこと、これから起きること、起きないようにリスクの低減、移転、あるいは回避、保有ということで対策をする活動をリスクマネジメントであると、こう定義した上で、今後のコロナ禍をはじめ、市政に関わるリスクマネジメントについて問います。  (ア)、コロナ禍におけるリスクマネジメントについてでございます。  3つ黒ぽちありますが、コロナ禍における今後のリスクアセスメントについて。  それから、本市において密空間の判断基準、これをどのように考えているか。  それから次、現下の優先課題、これはワクチン接種の早期完了、学校その他公共建築物の換気強化、それから、生活困窮者対策と思われますが、市のお考えをお聞かせください。ただ、このうちの生活困窮者対策については、榎本議員の質問で分かりましたので、答弁は不要でございます。  (イ)、都市政策におけるリスクマネジメントについてでございます。  1つ目が西口再開発における病院等の予定施設立地の担保、そこは必ず入ってくれる、その担保についてお尋ねします。  それから、スマートインターチェンジ出口付近市道26号線における、セットバックされているのがあるのですが、その根拠と担保についてお尋ねいたします。  以上をもちまして、第1回目の質問を終わります。 ○齋藤昌司議長 山口総合政策部長          〔山口 亨総合政策部長登壇〕 ◎山口亨総合政策部長 皆さん、おはようございます。福田聖次議員のご質問、大項目1、(1)、(ア)、市長の市政に取り組む目的はについてでございますが、地方自治法第1条の2では、地方公共団体は住民の福祉の増進を図ることを基本として、地域における行政を自主的かつ総合的に実施する役割を広く担うものとすると定めております。平成29年12月18日に蓮田市議会12月定例会において可決をいただきました蓮田市第5次総合振興計画は、市の最上位計画であり、市の将来像を「四季かおる つながり 安心 活きるまち」と定め、基本計画の中で225の事業を位置付けております。蓮田市は、これらの事業を推進し、蓮田市に住んでいる方がこれからもずっと住み続けたいと感じられるよう、安心安全なまちづくりを目指して事業を進めております。  また、地方自治法第139条では、139条に定める市長は、同法147条及び同法第148条において、地方公共団体を統括し、これを代表し、団体の事務を管理、執行することとされております。蓮田市長は、この地方自治法と蓮田市第5次総合振興計画の目的を実現させるため、日々担任する事務に取り組んでいるものでございます。  次に、(イ)、市政は誰のためとお考えかについてでございますが、日本国憲法第15条第2項では、全ての公務員は、全体の奉仕者であって、一部の奉仕者ではないと定めております。全体の奉仕者であり、特別職の地方公務員である蓮田市長が行う担任事務は、蓮田市にお住まいの住民をはじめ、蓮田市で学び、蓮田市で生活し、蓮田市で働く方々や蓮田市に関係する事業所や企業、蓮田市を通過する方々、蓮田市で生きる動植物など、全体のためでございます。  次に、(ウ)、二元代表制は機能しているとお考えかについてでございますが、憲法93条第1項で、地方公共団体には、法律の定めるところにより、その議事機関として議会を設置すると定めております。あわせて、同条第2項では、地方公共団体の長、その議会の議員及び法律の定めるその他の吏員は、その地方公共団体の住民が直接これを選挙すると定めております。地方自治体には、市長と議会とが並存し、いずれも住民による直接選挙で選ばれるという制度としております。ともに住民を代表する市長と議会が法に定める義務と責任の中で必要な職務を執行することで、地方公共団体の運営が行われております。このように市長と議会が担う責務を適切に執行している状態においては、2つの代表制は機能していると考えております。  以上でございます。 ○齋藤昌司議長 増田都市整備部長          〔増田吉郎都市整備部長登壇〕 ◎増田吉郎都市整備部長 おはようございます。福田聖次議員のご質問、住民協働及び安心安全なまちづくりについて、順次お答え申し上げます。  現在の蓮田インターチェンジは、上り線入り口は県道蓮田白岡久喜線、下り線出口は市道1260号線に連結しておりまして、ETC車載器を搭載した車長6メートル以下の普通車、軽自動車、二輪車に限定でございまして、東京方面のみ利用可能な4分の2ハーフインター形式で、平成24年2月から供用を開始しております。  (ア)、地域住民からの住宅密集地へのスマートインターチェンジ利用車両の引込みに反対と交通環境改善要望には応えず、用地買収してまで市道26号線への接続に固執した理由はにつきましてお答え申し上げます。蓮田スマートインターチェンジの下り線出口から連結道路である市道1260号線を経て、幹線道路の市道26号線に接続しました経緯につきましては、蓮田スマートインターチェンジの計画段階で、交通安全対策等につきまして警察協議を実施しており、その中で下り線ランプの接続道路については、交互通行が可能となる道路幅員の確保が条件となっておりました。最終的に下り線ランプとの接続道路につきましては、市道1260号線から市道26号線へ接続したものでございます。  続きまして、(イ)、地域住民からの歩道整備等の地域交通環境改善策都市計画決定要望を無視した理由はにつきましてお答え申し上げます。市道26号線歩道整備事業の手法として、都市計画決定をしなかった経緯につきましては、スマートインターチェンジの地元説明会の中で、御林自治会より、市道26号線歩道整備の要望が出され、調査測量を実施し、歩道整備計画案について沿線の関係権利者の皆様を対象に平成23年に説明会を実施してまいりました。歩道整備事業は、主に交通安全上の観点から、既存道路における交通事故の抑制や危険箇所の改善を図るため、歩行者等の安全性を向上させる手段として、歩道設置が必要となる区間において、沿線の関係権利者のご協力をいただき事業を実施しております。歩道整備事業の手法といたしましては、一般的には道路法の手続きにより進めてございまして、市道26号線歩道整備事業につきましても、道路法の歩道整備手法にて検討すべきものと考えております。  次に、4、リスクマネジメントについて、(イ)、都市政策におけるリスクマネジメントについて、西口再開発における病院等の予定施設立地の担保はにつきましてお答え申し上げます。蓮田駅西口第一種市街地再開発事業における施設建築物でございますプレックス蓮田の建築に当たりましては、民間活力の積極的な活用、建築資金調達の負担軽減、そして保留床の処分に関するリスクの回避をするために、特定建築者制度を活用いたしました。これにより、特定建築者の東急不動産株式会社が再開発ビルを建築し、マンション、店舗、診療所等の保留床を取得し、販売を行ったものでございます。プレックス蓮田1階の診療所につきましては、平成28年10月に都市計画の変更、同年12月に事業計画を変更し、診療所として、その用途を定めております。これに基づき、特定建築者募集の際には、都市計画や事業計画等に適合した計画とすることとし、また、診療所テナント誘致についての提案を求め、実現可能性を有する東急不動産株式会社を特定建築者に選定したものでございます。  以上のことから、診療所の施設立地につきましては、その履行が担保されているものと考えております。新型コロナウイルス感染症拡大の影響で、現時点では診療所の開設に至っておりませんが、引き続き、東急不動産株式会社に早期開設を求めてまいります。ご理解をいただけますよう、どうぞよろしく申し上げます。 ○齋藤昌司議長 細井都市整備部参事          〔細井満浩都市整備部参事登壇〕 ◎細井満浩都市整備部参事 おはようございます。福田聖次議員のご質問、大項目2、住民協働及び安心安全なまちづくりについて、(1)のうち、道路課所管分についてお答えいたします。  初めに、(ウ)、市道1260号線の廃道の件についてでございますが、現在、関係機関や関係者の協力をいただきながら、蓮田スマートインターチェンジフルインター化、4分の4に向けまして、事業を推進しているところでございます。ご質問の市道1260号線の取扱いでございますが、蓮田スマートインターチェンジの整備の進捗、市道1260号線の利用状況等を見極めまして、適切に判断いたします。  次に、(エ)、市道1260号線整備に要した費用についてでございますが、市道1260号線は蓮田スマートインターチェンジ下り線出口からの連結道路、また、幹線道路の市道26号線に接続する道路として、平成22年度から平成23年度に整備を行っております。事業費用は約1億3,000万円でございます。  次に、(オ)、市道1260号線整備は無駄な費用ではなかったかについてですが、現在の蓮田スマートインターチェンジは、平成24年2月、4分の2のハーフインター形式で供用を開始し、供用開始から約10年が経過しましたが、その間、多くの皆様にご利用いただいております。また、当時の厳しい条件の下で、4分の2のハーフインター形式の整備をしたことが、現在進めているフルインター化事業につながっていると考えております。スマートインターチェンジと関連して市道1260号線の整備は必要だったわけですから、当然無駄な費用ではなく、整備もそれにかかる費用も必要だったと認識しております。  次に、4、リスクマネジメントについて、(1)のうち、(イ)、スマートインターチェンジ出口付近市道26号線におけるセットバックの根拠と担保についてお答えいたします。歩道整備事業を進めるには、道路を拡幅するための事業用地が必要になります。市道26号線の歩道整備は、道路法の規定に基づく事業として、市では沿線地権者の方々を集めての地元説明会を何度も開催するなど、整備に向けて努力を重ねてまいりました。しかしながら、沿線地権者の方々の協力が得られなかったため、歩道整備に代わる安全対策として、ガードレールやポストコーン、自発光式縁石びょうなどを設置したものでございます。  ご質問のセットバックしている土地についてですが、当時、土地所有者の方から、任意でセットバックをしたい旨の相談がありまして、それを市が了承したと伺っているところでございます。  以上でございます。 ○齋藤昌司議長 長谷部健康福祉部参事          〔長谷部幸一健康福祉部参事登壇〕 ◎長谷部幸一健康福祉部参事 おはようございます。福田聖次議員のご質問に順次お答えいたします。  初めに、ワクチン接種について、医療業者任せではないか、蓮田市の考えについて問うのうち、接種コストは、地元医師会などの医療団体への依頼よりも高額になると想定されるが、関連予算は全て埼玉県、また国負担なのかについてですが、自治体における接種体制整備に係る費用は、国の令和2年度第三次補正予算などによる新型コロナウイルスワクチン接種体制確保事業費国庫補助金で対応することとしております。  次に、64歳以下クーポン券配布予定時期はについてでございますが、現在、発送時期につきましては、できるだけ早く送れるよう調整中でございます。予約受付開始については、年齢で区切り、予約が集中しないよう配慮する予定でございます。  次に、集団接種と個別接種の比率をどのように想定し、接種計画全体を立てたのかについてですが、蓮田市のワクチン接種の体制整備につきましては、厚生労働省が示す新型コロナウイルス感染症に係る予防接種の実施に関する手引に基づき、蓮田市医師会と協議のうえ、国、県からのワクチン供給量を鑑み、実施計画を策定してまいりました。ワクチン供給開始当初は、市のワクチン要望数にかかわらず、各自治体に1箱のワクチン配分となり、また、ワクチン納品日も2週間の間隔で、納品日直前に連絡が来るという状況でございました。そのため、接種計画についてもその都度状況に合わせて変更し、開始当初の予約枠は、ワクチン供給量に合わせた数量にて、集団接種会場での接種を開始いたしました。  その後も、市が供給を求めるワクチンの量に対し、安定的なワクチン供給の確保がなされるまでに一定の期間を要しました。市が要求するワクチン量を確保できた段階で接種計画も見直し、集団接種会場の予約枠を増加、また、市内医療機関での個別接種を開始しているところでございます。  続いて、蓮田市医師会、歯科医師会、薬剤師会など、関連団体への協力要請をどのように行ったかについてでございますが、三師会の皆様方には、日頃から市の保健事業にご協力をいただいておりますので、コロナワクチン接種についても継続的な協力を依頼しております。これまでもコロナワクチンの個別医療機関での接種はもちろん、集団接種会場における医薬品の供給などについてご相談してまいりました。今後も事業を進める上で様々な取り組みが必要となることが予想されます。そのため、引き続き、情報共有と協力の依頼を行ってまいります。各関係機関のご理解、ご協力をいただきながら、ワクチン接種を希望する市民の皆様が一日も早く接種をお受けいただき、安心安全な日常を取り戻すべく、市としても一層の事業の推進を図ってまいります。  続いて、リスクマネジメントについてのうち、コロナ禍におけるリスクマネジメント、コロナ禍における今後のリスクアセスメントについてでございますが、市といたしましては、感染拡大防止対策として、職員の健康管理、手洗い、消毒、マスクの着用などを徹底しております。また、集団感染の発生リスクを下げるため、3密回避として、可能な施設については24時間換気の実施、また、24時間の換気が困難な施設に関しては、定期的に窓を開け、外気を取り入れる換気を実施しております。また、アクリル板を介しての対応、多数の人が集まる会議やイベントについては、延期や中止としているところでございます。  次に、本市において密空間の判断基準をどのように考えているかについてでございますが、判断基準は市独自のものではなく、国が定める基準や各種施設における感染拡大予防ガイドラインなどに基づき、感染防止対策を実施しております。密空間を徹底的に回避できるよう、室内の換気や人と人との距離を適切に取ることをはじめとする基本的な感染対策、この徹底をすることが不可欠であると考えております。  次に、現下の優先課題、ワクチン接種の早期完了、学校その他公共建築物等の換気強化と思われるが、市の考えはについてでございますが、福田議員のご指摘のように、現下の優先課題はワクチン接種の早期完了、併せて感染防止対策の継続であると認識しております。引き続き、大勢の方が集まる学校や公共施設においては、換気の強化をはじめとした3密回避に努め、より一層の感染拡大防止に努めてまいります。ご理解賜りますようお願い申し上げます。  以上でございます。 ○齋藤昌司議長 2番 福田聖次議員 ◆2番(福田聖次議員) では、再質問を行います。  大項目1、市政の目的について、これは了解いたしました。再質問はございません。  続いて、大項目の2、(1)、(ア)なのですが、再質問いたします。相互交通可能な道路幅員の確保が、そういう協議をしたということで、事前に確認したときに平成19年2月14日と報告書にあるということで、報告書を見せてくださいって申し上げましたら、それは見せられませんということでしたけれども、その理由はなぜでしょうか、お答えください。 ○齋藤昌司議長 増田都市整備部長増田吉郎都市整備部長 再度のご質問にお答えいたします。  報告書のそこの警察協議の記載がある部分を見せられなかった理由はということかと思いますが、報告書自体は公表されているものでございますので、これは全てお見せいたします。また、それに付随する添付資料、これにつきましては関係機関の協議、それから、場合によると地元の権利者の方のお名前等が入っている場合がありますので、見せられない部分もございます。  以上でございます。 ○齋藤昌司議長 2番 福田聖次議員
    ◆2番(福田聖次議員) これがここに書いてあるのですよというのをそのとき見せていただいて、そこのコピーいただいたのですけれども、その報告書を貸してくださいと言ったら、駄目だと言われたのですけれども、それは中のちょっとした連携不足なのでしょう。では、改めて、今ではなくていいです、議会中断しますので。後日、それを確認させてください。  では、次へ行きます。次、大項目2の(1)の(イ)です。道路法の手続きでと、こういう説明なのですけれども、質問は、なぜ都市計画決定、要するに計画をどうして担保しないのですかということなのです。今、皆さん、一生懸命やっておられるのだけれども、定年退職していなくなってしまったときに、誰がちゃんと今考えている安全対策をやりましょうというのを覚えていてやっていくのか、市長だってずっとこれを続けられるかどうか分かりませんし、だから、行政としてその計画を担保してくださいということなのですけれども、どうして都市計画決定をできないのでしょうか、その理由を教えてください。 ○齋藤昌司議長 増田都市整備部長増田吉郎都市整備部長 再度のご質問にお答えいたします。  歩道整備事業、都市計画決定ができないというか、しなかった理由でございますけれども、都市計画道路というのはご存じのとおり、都市計画法に定められた都市施設でございます。当然都市計画道路の設定におきましては、都市計画道路のネットワーク、こういったものを勘案して定めるものと、ですから歩道整備事業のように、1つの路線である部分だけ都市計画をするというのは、なかなかこれは適当ではないのではないか、そういう判断から都市計画決定はせずに、道路法に基づく歩道整備事業ということにしたものでございます。  以上でございます。 ○齋藤昌司議長 2番 福田聖次議員 ◆2番(福田聖次議員) 私が聞いているのは、都市計画決定をなぜできないのか、計画担保できないのかということを聞いているのであって、都市計画道路として決定しろと言っているわけではないです。これは、私もプロですから、起終点の問題があるから計画技術的にできないことは分かっています。ですけれども、部分的に整備することを都市計画として決定することはできます。ご存じのように地区計画です。そして、地区計画は、通常は保全型といいまして、面整備されたところにかけていくものですが、蓮田市の場合は、この地区計画の本来の目的、スタートのときの目的である誘導型というのがあるのです。つまりまちづくりを誘導していく地区計画、東口でそれをやっておられるわけです。だったら、ここでも地区計画を立てて、そして地区施設としてそこを整備するということは全然問題なくできますし、それから調整区域、線路から向こうは調整区域ですけれども、ベルクから線路までの間は通学路になっているわけですから、そこをその地区計画で歩道整備すると、担保するということは何ら問題ないはずなのですが、なぜなのでしょうか。それとも考えていなかったというなら、それはそれで仕方ないのですが。 ○齋藤昌司議長 増田都市整備部長増田吉郎都市整備部長 再度のご質問にお答えいたします。  歩道整備事業、地区計画を定めて実行しなかった理由は何かということでございます。歩道整備事業につきましては、地域の皆様から交通安全、こういった対策のご要望の一環として話をいただいたものでございまして、その当時、地区計画を定めて歩道を整備するという考えは、実際はございませんでした。そういったことから、通常の道路法の手法で行うということでございます。 ○齋藤昌司議長 2番 福田聖次議員 ◆2番(福田聖次議員) ただいまの答弁は、私は地区計画をなぜ定めなかったかということに対して、地区計画定めなかったからですという答えなのです。なぜ定められないのかということを聞いています。お答えください。 ○齋藤昌司議長 増田都市整備部長増田吉郎都市整備部長 再度のご質問にお答えいたします。  都市計画法の手続きの一つとして地区計画というのがございまして、沿道の整備、例えばセットバックとか、そういったものを定めることも可能でございます。ただ、地区計画を定めるときに、単純に市の発意で全て行うということではなくて、住民の皆様のご理解をいただいて地区計画を定めるということになります。歩道整備事業、確かに沿道の交通環境の改善のためには大事な事業ではありますけれども、必ずしも沿線の地権者の方の全員の合意が得られておりませんでしたので、地区計画というのは定めなかったということでございます。  以上でございます。 ○齋藤昌司議長 2番 福田聖次議員 ◆2番(福田聖次議員) ここで、都市計画の技術論争をしてもしようがないので、やめますけれども、住民の100%、全員合意とおっしゃいましたけれども、これ建築協定とか、そっちではないですよ。地区計画ですから、それは必要ないとは言わないけれども、それは絶対条件ではないはずです。いいです。要するに住民から、その計画を担保してくれといって要望が住民説明会であったことに対して、どうしてやらないのですかという質問なのですけれども、前向きにちょっと検討してください。質問はもうここでやめます。過去のことをずっとこうやってもしようがないので、次へ行きます。  2の(1)の(ウ)です。これは分かりました。了解しました。  それから、2の(1)の(エ)、これも整備費は1億3,000万円ということで分かりました。  次に、2の(1)の(オ)、市道1260号線は無駄な費用ではなかったかについてですが、当時厳しい状況だったと、それは本当ご苦労さまでございます。ちょっと気になるのですが、さっきの金曜日の一般質問で北角議員から、国交省によって計画が変更された事実があるかという、私の議会報告のビラをこうやって質問されていたのですが、答弁が、国交省から連結許可をいただいて、市が事業主体となって進めているという答弁がございました。そのとおりなのです。私も前任の部長からそう聞いて確認していますので、国は県道接続に計画を変更したと、こう表現したわけですが、問題は誰がそれを考えたかなのです、発意したか。県道に接続することを誰が発意したか、蓮田市が自ら考えたかどうかなのです。私は、てっきり蓮田市が計画変更をして、私が噂の東京マガジン、そこで県道につなぐべきだと言ったから、やってくれたのかなと思って、前任の部長にそれを確認したのです。そしたら、県と市が連結申請はするけれども、整備するのは市は外側だけだと、側溝と案内標識、中の発表されています橋をつけて向こうに渡すということは国がというか、ネクスコとか国が行うということだったので、そうか、ではこの計画は発意も国なのだろうということで、そう思ったのですが、いかがなのでしょう。今の1260号につながるから聞いているのですけれども、これを発意した、つまり向こうに、県道に接続する、陸橋をつけて、陸橋でも何でもいいのですが、要するに県道に接続するということを発意したのは蓮田市ということでいいのですか、それでずっと計画したということで。 ○齋藤昌司議長 増田都市整備部長増田吉郎都市整備部長 再度のご質問にお答えいたします。  現在のスマートインターチェンジ、これをフル化に基づいて、これが国が変更したのかというご質問でしょうか。          〔「県道に接続するのを考えたのはどこか」と言う人あり〕 ◎増田吉郎都市整備部長 現在のスマートインターチェンジは、4分の2のハーフインターでございます。東京方面の出口、入り口しかない状況。しかし、スマートインターチェンジ、やはり宇都宮方面の入り口、出口、こういったものをつくるというのは、地域の活性化、交通の利便性から、蓮田市にとっては必要なものと考えてございました。また、スマートインターチェンジ、現在は普通車、車長6メートル以下の車しか通れないということでございまして、フルインター化の際は、車長12メートル以下、大型車も通れるようにということで考えたものでございます。  それに至った経緯というのは、当初は市の中で、例えば高速道路に橋を架けるとか、そういう発想は全くございませんでした。スマートインターチェンジは、あくまでも多額な何億円もかけるようなことではなくて、既存の道路に接続してくださいというのがスタートになってございます。ネクスコさんのほうでサービスエリアの改築計画、これが持ち上がりました。もともと蓮田サービスエリア、駐車ますが少なくて非常に時期によっては大変な混雑ということで、今川島地内に上り線のサービスエリアが供用をされました。下り線のサービスエリアですけれども、ネクスコさんの発意でサービスエリア、現在の下り線と、それから黒浜地内のもともとの上り線をつないで、1つのサービスエリアで供用するというお話がございました。そういった中から、蓮田市のスマートインターチェンジもフル化しようということで、今回の協議が始まったものでございます。ですから、もともとのきっかけは、ネクスコが行うサービスエリアの改築事業、その情報を得て、市と県の発意でスマートインターチェンジのフル化、これを検討しようというふうになったものでございます。  以上でございます。 ○齋藤昌司議長 2番 福田聖次議員 ◆2番(福田聖次議員) だから、蓮田市の発意で、別に橋とか、そういうこと関係なくて、県道に接続するのは蓮田市が考えたということですよね。 ○齋藤昌司議長 増田都市整備部長増田吉郎都市整備部長 再度のご質問にお答えいたします。  県道に接続するのが蓮田市の発意かということなのですけれども、スマートインターチェンジは、道路管理者が国土交通省の連結許可をいただいて整備するものでございます。市道1260号線の道路管理者は蓮田市、県道蓮田白岡久喜線の道路管理者は県でありますので、国、県、市、ネクスコ東日本の協議のうえ、連結許可をいただいているということでございます。 ○齋藤昌司議長 2番 福田聖次議員 ◆2番(福田聖次議員) ちょっと言い方を変えます。先ほどフル化を目指しているということです。だから、フル化をずっと目指していたわけですよね。そういう中で、だからそうするといずれあそこは閉じて、要するにあの場所でフル化はできないので、川島と併せてフル化にしていこうというのをずっと考えていたわけでしょう、一生懸命。そういうことでいいのですよね。 ○齋藤昌司議長 増田都市整備部長増田吉郎都市整備部長 再度のご質問にお答えいたします。  川島地内の蓮田サービスエリア上り線と併せてフル化を検討したというのは事実でございます。 ○齋藤昌司議長 2番 福田聖次議員 ◆2番(福田聖次議員) そうしますと、これを言うと結果論なので、あまりそこを論点にはしたくないのですが、結果として閉鎖されるわけですから、この質問にあるように、無駄になることは間違いないですよね。だって、普通だったら造った道路って誰かが使うのですけれども、1260号線って出口、要するにSAの出口閉じてしまったら、ちょっとこちらを御覧いただきたいのですが、私の議場配布資料。この下のところ、整備前がグレーの道路なのです。グレーから先の現在のスマート出口に当たるところというのは敷地内の通路なのです、昔のサービスエリアの、あと従業員が通るための。それがこの下の図のように赤くなって、これが完全な道路になっているのですが、出口が閉じてしまったら、しかもその当時はこの御林橋使っていたのですが、今は閉鎖されているのです、くいが立って人しか通れない。そうすると、この道路って全く使い道がなくなってしまうと思うのですけれども、いかがですか、違っていますか。 ○齋藤昌司議長 細井都市整備部参事細井満浩都市整備部参事 再質問にお答えいたします。  1260号線が廃止されれば無駄になるというご指摘かと思いますが、それ福田議員独特の持論だと私は思っているのですが、道路を整備するのに、その当時は必要だった。約10年の間に多くの方々が利用されてきた。なので、決して無駄ではないし、あとその当時、ハーフインター形式スマートインターチェンジを整備したことが、今進めていますサービスエリアを整備するに当たってフルインター化の話が持ち上がった、市がそれをいろいろな関係機関と協議して、お願いして、今事業が進んでいるということですので、全く無駄ではないというふうに考えます。  また、今後なのですけれども、出口をもし止めたとしても、あの橋を使っている方は大勢いますし、安全は確保できる。もともとの道が狭い道でしたので、それについても状況を見ながら判断していく、そういうことでございます。  以上でございます。 ○齋藤昌司議長 2番 福田聖次議員 ◆2番(福田聖次議員) 福田の持論ではないのかと、それはいろいろ考えありますので、全部私が正しいとは限りませんので、それはそういうご意見もあってしかるべきだと思います。  それで、ただ後のお話になって人道橋を使ってというのは、もともとがこの配布資料のうえの状態だったわけです。1260号線というのは、このベルクの角から入って抜けていく、当時は車が通っていたのです。今は人道橋ですから、このルートが復活しても車は通らないのです。だから、新しく整備したこの道路というのは、私、今無駄と言っているのではないです。ちょっと勘違いされているけれども、これから先のことを言っているわけです。これから先、あまり役に立たないのではないですかということを言っているのです。  それと、私は最初ネクスコさんとか国とかが県道に接続しろよと、蓮田市さんどうだよと聞いてきたのだろうと思ったのです、蓮田市が考えていないのだろうと。そうであれば、その当時一生懸命やって道路整備したのだし、それはそれで仕方がないだろうと思っていたのですが、同じ蓮田市さんがずっと継続的に物を考えていって、将来を考えていく中で、この現在のスマートの出口を廃止をする方向のことを検討したということであれば、当時は考えていませんでしたと言われればそれっきりなのですが、つまり1億3,000万円をかけて用地買収しているわけです。私が聞きたいのは、この道路整備したことが無駄だと言っているわけではないのです。この10年間使っているのですから、役に立っていることは間違いないのです、誰がどう見たって。そうではなくて、そこを用地買収しなければ絶対ならなかったのかということなのです。道路法の90条だったかな、必ずしもそうではないと思うのですけれども、間違っていたら訂正してください、皆さんがプロですから。いかがでしょうか。用地買収は絶対条件だったのでしょうか。 ○齋藤昌司議長 細井都市整備部参事細井満浩都市整備部参事 再質問にお答えいたします。  当時、ハーフインター形式スマートインターチェンジを整備する上で条件となっていたのが、連結道路を確保することと、その道路が交互通行できる道路に接続するということでしたので、市道1260号線については整備をしました。それが例えば必ずしも用地取得して市の名義に変えなければならないという条件はなかったかもしれません。ただ、市としては、その先が何年ごとというのが、今思えば約10年でフルインター化の整備を進めていますけれども、そこまでが見通せなかったので、取得した、そういうことだと思います。  以上でございます。 ○齋藤昌司議長 2番 福田聖次議員 ◆2番(福田聖次議員) 当時一生懸命皆さんやっておられたのだと思います。だから、そこについてこれ以上言いません。  なぜこういうことを聞いているかというと、一番最後のところに出てくるリスクマネジメントの話なのです。確かにこの当時、皆さんそこまで考えなかった、だと思います。ただ、私が気になっているのが、同じ蓮田市が主体となって計画を考えていっているのだから、それを思いつかなかったのがけしからん、駄目だと言い切れないと、それを断じるつもりはないのですが、そういうところまで考えてもよかったのではないのか、何しろ1億3,000万円のお金が、これがその後はさほど使われない道路になるわけですから、そこも考えてほしかったなということで質問いたしました。  では、次へ行きます。3のワクチン接種についてでございます。(1)の(ア)、それと(イ)、こちらについては先ほどの説明で分かりました。ありがとうございました。  (ウ)、集団接種と個別接種の比率、これも了解しました。ありがとうございます。  (エ)も了解いたしました。  ごめんなさい。(ウ)は、基本的に先ほどの説明で分かったのですが、あえて付け足すと、100%国費で、国から供給量の制限がもう今ないわけです。ですから、リスクマネジメントでちょっとこれを考えたいと思うのですが、今後は戦略的に計画を立てるべきではないかと思うのですけれども、いかがでしょうか。今の質問は、3の(1)の(ウ)に対しての質問でございます。よろしくお願いします。 ○齋藤昌司議長 長谷部健康福祉部参事長谷部幸一健康福祉部参事 再度のご質問にお答えいたします。  ワクチンの供給量、まず市が希望しておりましたその量については、開始当初は希望量に満たない配分量でございました。その後、状況がだんだんと変わってまいりました。また、接種体制そのものでいいますと、市の接種体制だけではなく、広く接種を受けられる環境も国や県、整ってきたところでございます。今後も市の接種体制については、福田議員ご提案のとおり、戦略的にそういった状況を勘案しながら、計画を見直しながら一日も早いワクチン接種の完了を目指したいと考えております。  以上でございます。 ○齋藤昌司議長 2番 福田聖次議員 ◆2番(福田聖次議員) ありがとうございます。考え方が一致して安心いたしました。  その次の3の(1)の(エ)につきましては、再質問はございません。了解いたしました。  今の話が今度リスクマネジメントのところにつながってくるのですが、4のリスクマネジメントについてに移ります。(ア)、コロナ禍におけるリスクマネジメントの中の最初の黒ぽち、今後のリスクアセスメントについてということをお尋ねしたのですが、慣れていないから、そういう回答になると思うのですが、お答えいただいたのは、リスクアセスメントではなくてリスクマネジメントの回答をいただいたのです。それはしようがないです。私が聞いているのは、今後のコロナ禍に対するそのアセスメントなのです。どういうふうにそれをリスクを見積もるかという話なのです。ただ、医学的なことをここで議論してもしようがないのです。我々みんな素人ですから、そんなことを議論してもしようがない。ただ、もうある程度情報が確定してきているわけです、このコロナに関して。その市政遂行の観点でその質問をしているわけです。コロナ禍の見積りとなるわけですが、いろんな意見あると思う。違っていれば言っていただければいいのですが、例えばワクチン接種が将来行き届いたとしても、変異種の可能性が今指摘されているわけです。これは周知の事実なのです。であれば、程度の差こそあれ、今後もコロナ禍というのは続いていくのではないのかなという気がするのですが、いかがでしょうか。 ○齋藤昌司議長 長谷部健康福祉部参事長谷部幸一健康福祉部参事 再度のご質問にお答えいたします。  現在、コロナ禍が鎮静化するとの確固たるエビデンスがないものというふうには認識しております。今後もコロナ禍は続くかというお尋ねに関しては、確かにご指摘のとおりと考えざるを得ない状況かと思います。  以上でございます。 ○齋藤昌司議長 2番 福田聖次議員 ◆2番(福田聖次議員) 保健行政というか、その観点でのリスクアセスメント、その部分については意見が一致したと思います。  もう一つ、市政運営の面とこのコロナとのつながっている部分でのリスクアセスメントについてなのですが、ちょっと気になるのは、ある議員が市中にビラを政策ビラとして配っておられます。このビラがどうこうという、当人の勝手ですから、何を言われても構わないのですが、問題なのは、「国とのパイプを生かし、国の補助金ワクチン接種費用3,000万円増強を実現」と、こう書いてあるわけです。これは、いいとは言わないけれども、よくある私が何をやりました、これをやりましたという、そういう類いであればいいのですけれども、問題は国家のガバナンスに関わってくる話なのです。つまりその辺の歩いているおっさんが書いているわけではなくて市会議員が書いている。よくある補助金を取ってきましたという話と違うのです。さっきからずっと確認していますけれども、国が全額費用負担するわけです。民主国家になって以来、未曽有の初めての危機的な状況にあるわけですよ、国家の。そこで、国はお金をどんどん印刷して、とにかく一刻も早くこれを収束するために全額費用負担すると言っているわけです。そういう中にあって、一地方の市会議員が予算獲得の権限といいますか、そういうものを有しているとすれば、これは大変な問題なのです。獲得をしたと書いてあるのです。獲得してきている、陳情をして。普通の補助金ならこういうことあるのでしょうけれども、これがうそというか、うそだとかえっていいのです。それはそれで、こういうこと書いてある、それは書くのは勝手だから。これがもし本当だとしたら、大問題だと私は思います。国家のガバナンスが崩れる。国がこうやってやろうとしていることを一市会議員が交渉することによって予算配分が増減するということになると大変な問題になるので、それと蓮田市さんがそのような議員の動きに頼って予算獲得しているのかどうか、これはどうなのでしょうか。この書いてあることは事実なのでしょうか、お尋ねいたします。 ○齋藤昌司議長 福田議員に申し上げます。  今回の質問は通告外となりますので。 ◆2番(福田聖次議員) これ再質問です。再質問でリスクアセスメントについて私聞いているのです。 ○齋藤昌司議長 通告外でございます。 ◆2番(福田聖次議員) おかしいですか。なぜ北角議員が違うことを言うのはよくて、ほかの議員もそうだけれども、私になるとなぜ毎回、再質問を聞いているのです。          〔何事か言う人あり〕 ○齋藤昌司議長 暫時休憩いたします。          休憩 午前10時04分          再開 午前11時15分 ○齋藤昌司議長 休憩前に引き続き、会議を開きます。  一般質問を続行いたします。  福田議員、先ほどの一般質問の再質問について、もう一度最後のところを発言してください。もう一度お願いします。 ◆2番(福田聖次議員) ですから、ある議員が3,000万円の予算を確保したというようなことが起こり得るのか、これは真実か否かお答えください。 ○齋藤昌司議長 長谷部健康福祉部参事長谷部幸一健康福祉部参事 再度のご質問にお答えいたします。  担当課といたしましては、国からの通知に基づきまして、いわゆる一般的な国庫補助金の交付申請手続きと同じような取扱いと認識しております。  以上でございます。 ○齋藤昌司議長 2番 福田聖次議員 ◆2番(福田聖次議員) すみません。ちょっと分からなかったのですが、だから国が予算を全部出しますよと言っている中で、この3,000万円というのをこの議員が増額できましたと、だからそういうことがあったのですかということを聞いているのです。だから、皆さん方は普通に補助金事業と同じように協議をして、最終的にそれをもらったのだと思うのですけれども、誰かが言ってくれたおかげでこの3,000万円というのが増額になったのでしょうかということです。 ○齋藤昌司議長 長谷部健康福祉部参事長谷部幸一健康福祉部参事 再度のご質問にお答えいたします。  担当課といたしましては、そのような認識は持っておりません。  以上でございます。 ○齋藤昌司議長 2番 福田聖次議員 ◆2番(福田聖次議員) ご答弁ありがとうございました。分かりました。では、その書いてあることがどうもそのとおりではなさそうだということが分かりました。幾ら何でも一市議が国の方針を左右して獲得できるというようなことはなかったのだろうということで少し安心しました。  では、次の質問へ行きます。次のぽち、本市において密の基準ですが、これはおおむね一致しているので、再質問はございません。  その次のぽち、現下のワクチン早期完了ということで、先ほどのご答弁でワクチン接種の早期完了というご答弁をいただきました。考えが一致しましたので、ちょっと提案をさせていただきます。これまで我々初心の会は、このコロナに関しては、医学的な素人が二元代表制で選ばれた一方の代表の市長に対して、首長に対してあれこれ提案することは控えてまいりました。しかし、ここに来て何をやるべきかということが具体的に分かってまいりましたので、やるべきことというのが今度はどうやるかという、組織工学とか都市経営の範疇になってまいりました。今、私が本日の議会で一番申し上げたいのはこの点でございます。それは接種券を、私の配布資料の一番後ろです。4を見ていただきたいのですが、この黄色のクロスしている部分、蓮田市は65歳以上のときに接種券の配布の時期、これが県下63ある市町村の中の48番目という、かなり遅いほうだったのです。それで、要するに市民の皆さん命かかっているわけですけれども、一刻も早く受けたいというものに対して制限がかかっていたわけです。これを何としても汚名挽回といいますか、解消していただきたいと思ってご提案するわけですが、接種の機会を市民の皆さんが逃さないように一刻も早く、本当に一刻も早くなのです。冗談抜きで一分一秒早く送付して、どんなに遅くとも今週中ぐらいにお願いしたいなと、これはご提案でございます。ただ、そうはいっても担当の方、休日も出勤して頑張っておられると思うのですが、毎日徹夜してもできないということもあるかもしれません。ですけれども、何とか頑張っていただいて、徹夜しろと言っていないです。最低でも6月中にこの券を市民の皆さんに届けていただきたいのです。今日現在のところでも、蓮田市のホームページは64歳までのところが7月中旬以降と書かれているのです。せめてこれを今週中って書いていただきたいのですけれども、どうしても駄目だったら6月中でも仕方ない、そういうふうに発表いただいて、蓮田市頑張ってくれているのだと、少し市民の皆さんに安心をしていただきたい。もちろんそれは守っていただかなければ駄目なのですが、それをご提案申し上げますが、いかがでしょうか。 ○齋藤昌司議長 長谷部健康福祉部参事長谷部幸一健康福祉部参事 再度のご質問にお答えいたします。  繰り返しになりますが、64歳以下の方への接種券の発送につきましては、現在、最優先課題として準備を進めております。一日も早く接種券を発送できるように努めてまいります。  以上でございます。 ○齋藤昌司議長 2番 福田聖次議員 ◆2番(福田聖次議員) 市長にちょっと再度お聞きします。  何とか最低でも今月中、お願いできないでしょうか。 ○齋藤昌司議長 中野市長 ◎中野和信市長 福田聖次議員の大きな4問目に関係して、新型コロナウイルスワクチンの64歳以下の関係であります。ちょっと話戻りますけれども、おかげさまで75歳以上の方、それから今度は74歳までの方、本日の74歳から65歳までの方の2段階で実施いたしまして、本日その2段階目の方の接種が今日から始まっております。1,000人規模で始まっており、もちろん市内の21の医療機関は医療機関で個別接種も同時並行して進んでいるところであります。問題は、ご質問の64歳から一応13歳まで、12歳の方は誕生日が来たときがカウントされますので、ちょっと例外ですので、一応13歳までの方には一日も早くクーポン券の発送をしたいと思っております。それは、先ほど参事が申し上げたとおりでありまして、今事務作業に取りかかっているところであります。ただ、その中でも64歳から13歳まで全部一遍にはできませんので、現在実施している65歳から74歳までの方も2回に分けましたので、どういう形で分けていくか、その手段を今検討しているところでありまして、ほぼ内部的には方針が決めてあります。内部的には一応方針、通知時期、あるいは実施の日取り、そういうものは決めております。できるだけ、ここではまだ具体的に申し上げられませんけれども、一日も早く皆さん方に届くようにしてまいりたいと思っております。最初は何回も申し上げましたが、先週も申し上げましたが、ワクチンの関係では、末端行政、地方自治体は、市民、国民の方への接種を担当する、都道府県は医療従事者を中心に担当する、国はワクチンの供給を確保する、そういう大前提でスタートいたしましたが、ご承知のように現段階では、自衛隊等々の皆さん方が超集団接種を開始したり、埼玉県におきましても、一応埼玉県は知事は市町村の接種の考え方は守っていただいておりますけれども、一応補完するという立場で埼玉県を独自の集団接種を実施いたしました。そういった中で最初の方針が大分変わってきてしまって、これから今話題になっておりますのは、今度は地域接種、会社あるいは各種団体、あるいは場合によっては国家公務員、県職員、地方自治体の職員、そういう形にまで今最初の方針から変更になっておりまして、末端の行政ではなかなか対応難しいのですけれども、そういう難しい中にあっても、最初の方針を崩さない形で、なおかつ現在の動きに対応できるように努力してまいりたいと思いますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。  長くなりましたが、以上でございます。 ○齋藤昌司議長 2番 福田聖次議員 ◆2番(福田聖次議員) ご答弁ありがとうございます。この場で具体的な期日、なかなか言いにくいとは思います。本当大変だと思います。ですから、これ以上申し上げません。ぜひともとにかく市民の命がかかっている。そして、この接種券を出すか出さないかだけで、そこに市民の皆さんの行動に制限がかかっていますので、本当に一日も早くよろしくお願いしたいと思います。  続きまして、大項目4の(1)のイですが、先ほどのご答弁で担保されていると、それは今ですよね。今は、どこを入れるかってやっていますから。ただ、3月のときにそこに塾が保留床を取得したという話が出てきましたので、そうすると、ふっと疑問を感じるのです。そこは医療機関がやってくれるのでしょうけれども、そこが何か業態転換したり、あるいは転売とか、そうなったときにその担保性がどこにあるのだろうということで、どのような法的な制限、今は選べるではないですか。でも、譲った後はどうなるか分からないので、その用途制限をどうやって設けるのか教えてください。 ○齋藤昌司議長 増田都市整備部長増田吉郎都市整備部長 再度のご質問にお答えいたします。  西口再開発事業の診療所についてのご質問かと思います。事業計画、それから都市計画のほうに定めて、特定建築者の募集の際の募集要項にも記載をして、それに基づいて特定建築者が誘致をするという形で今やってございます。床取得者、特定建築者から床を買われた方がいらっしゃいますけれども、そちらの方が医療機関の誘致に向けて努力している最中でございます。特定建築者共々、市も可能な範囲で協力をしながら、医療機関誘致してまいりますので、ご理解賜りたいと思います。 ○齋藤昌司議長 2番 福田聖次議員 ◆2番(福田聖次議員) この事業は、90億円もの税金、公的資金が投入されているわけです。ですから、その計画している床の利用の内容というのは、これは行政の重大な責務であるわけです。今現在、今のご答弁でいいのです。ただ、将来にわたってそれがきちんと担保されるかというのは重要なことですので、例えば地区計画、幸いにこの住居部分の中に入っていればややこしくなるのですが、別の棟ですので、地区計画でその用途を定めるということは可能だと思うのですけれども、それを定めつつ、他の担保策も検討すべきではないかなと思うのですが、いかがでしょうか。 ○齋藤昌司議長 増田都市整備部長増田吉郎都市整備部長 再度のご質問にお答えいたします。  診療所の誘致について、地区計画を定めて担保をしたらどうかというご質問かと思いますが、ただいま関係者の中で医療機関の誘致を進めております。地区計画は定めずに、このまま誘致を進めたいと思います。  以上でございます。 ○齋藤昌司議長 2番 福田聖次議員 ◆2番(福田聖次議員) 地区計画でなくてもいいのです。何でもいいのですけれども、なぜ床の使用の利用の制限、要するに診療所というのを担保しようとしないのでしょうか。 ○齋藤昌司議長 増田都市整備部長増田吉郎都市整備部長 再度のご質問にお答えいたします。  今現在、事業提案書や床の取得者が事業計画や都市計画に基づいて診療所の誘致を進めております。地区計画という形での制限をかけての誘致というのは考えてございません。  以上でございます。 ○齋藤昌司議長 2番 福田聖次議員 ◆2番(福田聖次議員) どうも話がかみ合わないので、これ以上はやめますけれども、私がここでご提案したのは、何らかの法的手段、地区計画が、今はそれしかないと思うのですが、行政の責務として、今考えている床の利用の目的、そこをきちんと担保すべきではないでしょうかということでございます。  時間がないので、次へ行きます。4の(1)の(イ)の2つ目の黒ぽち、スマートインターチェンジの26号におけるセットバック、さっきの答弁で分からなかったのですが、任意でセットバックをしたい旨の相談があった。任意でセットバックするのだったら相談なんか要らないですよね、勝手にセットバックすればいいので。どういう意味なのですか、教えてください。 ○齋藤昌司議長 細井都市整備部参事細井満浩都市整備部参事 再質問にお答えいたします。  市道26号線の一部、道路線から下がっているところのセットバックの用地でございますけれども、先ほど答弁した中で26号線の歩道整備、拡幅をしまして、歩道を整備して安全を確保するということで市のほうは考えておりました。沿線地権者の方々に集まっていただいて、説明会等を何度も開催したのですけれども、やっぱりそこに住んでいらっしゃる方はそれなりに事情があって、ちょっといろいろ読ませていただいたのですけれども、駐車場がなくなってしまって車が置けなくなってしまうとか、もしくは家が建ってしまってほかには移転したくないのだとか、いろいろ諸事情があったのだと思います。そんな中で、市のほうで幾つか線形案というのを提案させていただいたのですけれども、その線形が決まっていない状態で今止まっています。ですので、一部安全対策はやっておりますけれども、道路整備事業としての線形が決まっていない中で、そこの今ご指摘のところは、土地所有者の方から、一部下がって、いずれそういうことがあるのであれば任意で下がりたいと、そういうお話があって、それを市がよろしいのではないですかという、そういう返事をしたということでございます。  以上でございます。 ○齋藤昌司議長 2番 福田聖次議員 ◆2番(福田聖次議員) だから、市が歩道を整備したいのだという話をして、分かりました、協力しますよと、こういうことなのですね。 ○齋藤昌司議長 細井都市整備部参事細井満浩都市整備部参事 再質問にお答えいたします。  道路整備、道路拡幅のお話は、地元の皆さんに市のほうからお話ししていましたので、その計画があるということはご承知していたと思います。ただ、ではどこまで、何メートルというところまで線が決まっていなかった。それの意を酌んでいただいたということかと思います。よろしくお願いします。 ○齋藤昌司議長 2番 福田聖次議員 ◆2番(福田聖次議員) そうすると、この続きで、さっきのところでも都市計画決定とか、なかなかうんと言っていただけないですよね、将来の計画の担保。担保のしようないですよね。今の話だと、どういうふうに拡幅するかも分かっていないと、非常に不安を感じるのですが、たまたまスマートの話でこうなっているのですが、もともと通学路の危険性があって、それとかぶっているのですが、将来それができる当てがなくなって、今度スマートの接続もなくなるわけですよね。そうすると、それ本当にできるのだろうかなと、結果論です。結果として、1億3,000万円かけた進入道路は造って、全く無駄というと語弊あるのかもしれませんけれども、ほとんど使われないと、そういう状況になって、約束した交通環境改善というのがどうも危なくなってくるのではないかという、多分地元の方思うと思うのですが、この辺どうですか。ちゃんと状況が変わったとしてもやっていただけるのでしょうか、環境改善を。市長にお尋ねします。 ○齋藤昌司議長 中野市長 ◎中野和信市長 福田聖次議員のご質問の大きな4点目の一番最後になりますでしょうか、市道26号線絡みのご質問でございますが、全体的な経緯については細井参事が申し上げたとおりなのですが、私もこの関係では、ほとんどの地主さんとの交渉や自治会、集団での交渉等々、当時のスマートインターチェンジ絡み、あるいはスマートインターチェンジ絡みではなくて26号線絡みの関係もほとんど会議に出ておりました。若干ちょっと参事の答弁とずれるかもしれませんが、この資料の1番目のセットバック部分、かなり現況後退されておりますが、この方の関係は、当時のスマートインターチェンジ云々の話の前の段階と記憶しております。スマートインターチェンジの問題が出たときには、ベルクの右折帯、あれはまたスマートインターとは違う事業なのですけれども、たまたま実施が一緒になっただけなのですが、そこからセキスイさんのほうに向かって踏切までの道路線形、これは地元の方々が早くやってほしい、スマートインターのいろんな話合いの中で事実出ました。ただし、26号線のところに、セキスイ側の反対側、御林の自治会側はぎっちり道路際まで住宅密集してできておりますので、道路法に基づく理想の要するに歩道整備も線を入れて、権利者の方々と説明会実施いたしましたが、3メートルから3メートル50ですから、びっくりしてしまったような状況で、とんでもないということになりまして、一応道路法の基準ではないですけれども、通常のいろいろなところで市内の道路をやっている、これぐらいは、これぐらいはっていろんな線形を出しまして、やった記憶がございます。ただ、それでも最終的には解決できなくて、一部セキスイの前辺りは民間の開発業者の方の住宅開発も進んでいる、そんな状況の説明会でもありましたので、いろいろ取り合いが難しくて、一本化できない状況でありました。したがって、スマートインターチェンジ、信号をつけてオープンの段階では、それでは危険解消にはなりませんので、現在道路ができる状態であのように下の道路標識とか、あるいは安全のピンを立てて対策を講じたところでございます。  今後なのですが、やっぱり今後もずっとこの問題は課題にはなると思います。今の計画では、スマートインターチェンジは東北道の東側、向こう側に、なおかつ大型車対応になりますので、26号線を使うわけにいろいろいきませんので、両方出入り、向こうに移設いたしますが、交通安全対策、通学路対策等々から考えますと、やっぱり歩道整備は将来にわたっては必要な施設だと思っておりますので、引き続きこの辺の取り組みは続けていきたいと思っております。  以上でございます。 ○齋藤昌司議長 2番 福田聖次議員 ◆2番(福田聖次議員) 現在のセットバックは、スマートとは関係ないということを聞きまして、そして今のお言葉、今後もスマートが閉じてもやっていくと、大変ありがたく拝聴いたしました。ぜひともよろしくお願いいたします。  以上でございます。 ○齋藤昌司議長 時間です。 ○齋藤昌司議長 18番 栗原勇議員          〔18番 栗原 勇議員登壇〕 ◆18番(栗原勇議員) 18番、栗原勇です。通告に従いまして、質問をします。  大項目の1、希望する人が全員速やかにワクチン接種を受けられるように。コロナ封じ込めでやるべきことは、1つには、安全、迅速なワクチンの接種、2つ目には、大規模なPCR検査、3つ目に、十分な保障です。陽性者は下げ止まり状態です。仮にオリンピック開催となりますと、人の流れが増えます。増加の波が繰り返されることは間違いありません。また、今は感染力の強いアルファ株、デルタ株などの変異ウイルスが増えつつあります。  蓮田市における感染者状況を見てみますと、資料1を御覧ください。埼玉県保健医療部感染対策課の情報を基に表をつくりました。縦の軸が年齢、横の軸は日にちです。5月1日から6月13日では、20歳代や30歳代が多いということ、また、10歳未満でも感染の可能性は低くないということが分かります。  今回の質問では、封じ込め対策の一つであるワクチン接種について質問をします。新型コロナワクチンウイルスの世界的大流行、初めは正体もつかめず、対策も手探り状態でした。しかし、医学の基礎的研究の積み重ねを基にワクチンをつくり出しました。封じ込め対策の一つであるワクチン接種の主体は地方自治体であり、接種計画、準備も進めてきました。担当課としては、初めてのことでもあり、様々検討、苦慮しながら進めてきていると思います。当初は、希望するワクチンが安定的に供給されない問題、国が大規模接種会場を設営したことにより、65歳以上74歳以下の方のクーポン券発送の準備まで進めたのに、急遽中身を入れ直す作業をせざるを得なかったご苦労、その他、様々な問合せに対する対応など、お疲れさまですというふうに申し上げたい気持ちです。  しかし同時に、市民の皆さんのワクチン接種の予約が取れないいら立ち、不安にも耳を傾けるべきです。改善できるところは、柔軟な対応をすべき、そういう立場で質問をします。  (1)、新型コロナワクチン接種状況の(ア)、75歳以上の対象人数、1回目接種済み人数及び接種率、2回目接種済み人数及び接種率。  (イ)については、既に周知されていますので、答弁は結構です。  (ウ)、64歳以下の接種計画の年齢区分。  (エ)、これについては、12歳の誕生日までということで了解をしました。  (オ)、ワクチン・注射針などの供給状況。  (2)、予約や接種が困難な方への支援についてです。予約に当たって電話がつながらない、パソコンやスマートフォンの環境が整っていない、使い方が分からない、インターネットで予約をしようとしても、一、二分で満員になってしまう、いら立ちや諦めの心情が伝わってきます。ワクチン接種で大切なことは、希望する人が全員速やかに受けられるようにすること、特に困難な方への公的支援が重要です。  そこで、(ア)、予約が取れない人のために、接種日はいつでもよいという人に、予約を対面や電話で受け付け、接種日を指定して郵送で通知をする方法を取るべきではないでしょうか。八潮市や三郷市では、日時を市に一任する仮予約の枠をつくり、市内6箇所で対面の予約を始め、大変好評だということです。  (イ)、障がい者施設利用者、高齢者施設利用者、その職員への一斉接種について。こうした施設では、まず移動が困難であること、同一空間で生活するので、感染リスクが高いこと、人と人との接触機会が多いことから、感染リスクが高い、以上のことから、早めの接種が必要です。こういうところにこそ、行政の支援が必要だと思います。  (ウ)、介護・療養を居宅で行っている方への訪問接種。  (エ)、予約の取り方を、1回目と2回目をセットで取れるようにすべきでは。  (3)、ワクチン接種に関する自治会回覧は、回覧でなく各戸に配布すべきでは。新型コロナウイルスワクチン接種についてという表題で至急回覧が回されました。内容は、市民が知りたい情報がたくさん載っていました。しかし、回覧なので、次の家に回さなくてはなりません。手元に残りません。手元に残しておきたい情報がたくさんでありました。ある自治会長は、蓮田市ホームページの情報を紙ベースで各戸にお知らせしてくれています。情報は、ホームページだけでなく、紙ベースの回覧と同時に各戸に配布を求めるものです。  次に、大項目2の市内中学生のオリンピック観戦見直しについて。事前に教育委員会から資料をいただきました。資料2を御覧ください。それによると、市内中学2年生が7月28日にさいたまスーパーアリーナにおいて行われるバスケットボールの試合を午前10時から12時まで観戦するというものです。交通手段は電車です。この計画について変更があったというふうにお聞きしました。どのような変更があったのかご答弁ください。  次に、大項目3、市内中小企業の振興・発展のために。市内の事業者が活躍できる機会の確保、顔が見え、信頼できる仕事の発注、やがては市の財政にも循環してくる、そのような地方自治体行政を求めるものです。  そこで、(1)、契約に関する基本原則についてのうちの(ア)、地元蓮田市内業者の受注状況は。  (イ)、透明で公正な競争が行われるための対策は。  (ウ)、透明で公正な競争性が確保できることが前提で、地元業者を基本的に対象とすることについての考えは。  続いて、(2)、大規模工事を地元企業が担うときの問題の(ア)、行政の前払い、中間金などのシステムが十分応えられているかどうか。  以上で1回目の質問を終わります。 ○齋藤昌司議長 暫時、休憩いたします。          休憩 午前11時53分          再開 午後 1時00分 ○齋藤昌司議長 休憩前に引き続き、会議を開きます。  一般質問を続行いたします。  長谷部健康福祉部参事          〔長谷部幸一健康福祉部参事登壇〕 ◎長谷部幸一健康福祉部参事 栗原勇議員のご質問の希望する人が全員速やかにワクチン接種を受けられるようについて、順次お答えいたします。  初めに、新型コロナワクチン接種状況のうち、75歳以上の方の対象人数は約1万1,000人で、1回目の接種済みの人数及び接種率は、6月13日時点で6,117人、接種率約55.61%、2回目の接種済みの方が757人、接種率約6.88%でございます。  次に、64歳以下の年齢区分についてでございますが、クーポン券の発送はできるだけ早く送れるように調整しております。予約につきましても、年齢を区切り、予約が集中しないように配慮したいと考えております。  次に、ワクチン・注射針などの供給状況についてですが、現在では、希望するワクチン量が供給されている状況ではありますが、今後もワクチン接種事業を安定的に進めていくに当たっては、今までと同様に希望する量のワクチンが安定的に供給されることが必要不可欠と考えております。  次に、予約や接種が困難な方への支援の接種日はいつでもよい人に対し、接種日を指定して郵送で通知する方法を取るべきではについてお答えいたします。蓮田市の65歳以上の人口ですが、約2万人いらっしゃいます。まず、抽出数が多いこと、いつでもよいという方の申請を受け付けることは、相当な時間を要すると思われます。また、当初ワクチンの供給量が見通せないこともありまして、供給が見通せた段階で迅速な接種を進めたいと考え、現在のような発送及び予約方法とさせていただいております。現在は、市内個別接種医療機関での接種も進んでおりますので、かかりつけ医などで接種をしていただければと考えております。  次に、障がい者施設利用者、高齢者施設利用者、その職員への一斉接種についてですが、現在、市と施設とで早めの接種ができるよう連携を取っております。また、一斉に接種をするとなりますと、副反応などが出た場合、施設の運営にも支障が出ることも想定されますので、接種順などの調整を進めたいと考えております。  次に、介護・療養を居宅で行っている方への訪問接種についてですが、現在、訪問診療を行っている市内個別接種医療機関においては、診療所でのワクチン接種と並行して、介護・療養を居宅で行っている方の在宅に訪問して、ワクチン接種を実施していただいております。在宅療養を受けている方で、ワクチン接種をしていただく医療機関が見つからない場合には、在宅訪問によるワクチン接種が可能な医療機関を、市において調整する必要があると考えております。  次に、予約の取り方を、1回目と2回目をセットで取れるようにすべきではについてですが、現行のシステムにもそれなりの利便性がございます。2回目の予約を取る幅を持たせた日程調整との兼ね合い、そういったものを考慮しながら委託業者と検討してみたいと思います。  なお、集団接種会場においては、1回目の接種がお済みになった方の2回目の予約をその場でできるように取り組みを始めました。  次に、ワクチン接種に関する自治会回覧は、回覧ではなく各戸に配布すべきではについてですが、ワクチン接種に関する状況は次から次へと変わります。その中で、適宜情報の発信に努めているところでございます。自治会を通じたお知らせについては、情報をなるべく集約して、できる限り各戸配布の形で周知できればと考えております。  なお、正確な情報を迅速に周知するため、広報やホームページ、個別の郵送などで今後も対応してまいります。  ご理解賜りますようお願いいたします。 ○齋藤昌司議長 髙月学校教育課長          〔髙月章浩学校教育課長登壇〕 ◎髙月章浩学校教育課長 栗原勇議員のご質問、大項目2、変更となりました市内中学校のオリンピック観戦についてお答えいたします。  感染力が強いと言われている変異株を含めた新型コロナウイルスの感染が拡大している状況が続いていたため、近隣市町との状況等の情報を共有し、関係各課と協議も進めておりました。今月に入り、県のオリンピック・パラリンピック課からキャンセル料に関する通知が送付されたこともあり、急な変更ではございましたが、本市も観戦プログラムをキャンセルする運びとなりました。  今後は、オリンピック・パラリンピックに関する国際理解教育についての学習を各校で進めるとともに、教育委員会といたしましても、可能な限り体験学習を推進し、子どもたちの多様な学びを提供してまいります。ご理解賜りますようよろしくお願い申し上げます。 ○齋藤昌司議長 山口総合政策部長          〔山口 亨総合政策部長登壇〕 ◎山口亨総合政策部長 栗原勇議員のご質問、大項目3、(1)、(ア)、地元蓮田市内業者の受注状況についてでございますが、契約検査課が入札を行った案件を基に市の発注額に対する市内事業者の受注割合をお答えいたします。なお、市内事業者とは、蓮田市内に本店または支店、営業所を有する事業者と定義して集計を行っております。  初めに、土木工事での市内事業者の受注割合は、平成30年度が97.5%、令和元年度が99.5%でございます。  次に、建築工事での割合は、平成30年度が47.6%、令和元年度が100%でございます。  次に、設備工事での割合は、平成30年度が13.2%、令和元年度が55.8%でございます。  最後に、物品購入の割合でございますが、平成30年度が1.9%、令和元年度はゼロ%でございます。  次に、(イ)、透明で公正な競争が行われるための対策はについてでございますが、公平性、透明性の向上のための方策といたしまして、設計書の作成根拠の明確化、設計書の審査を強化すること、適正化審議会や指名委員会等の対象案件の拡大や入札結果を検証すること、業者選定基準の見直し、一般競争入札及び電子入札の対象金額の拡大、随意契約及び請書の取扱いの明確化、入札不調時及び一者入札の取扱いの明確化、多様な契約方法の導入、契約システムの充実の強化などに取り組んでおります。  次に、(ウ)、透明で競争性が確保できる前提で、地元業者を基本的に対象とすることについての考えはについてでございますが、発注工事に応じた業者の規模、施工能力、総合評定値の評価指標等を活用し、競争性を確保しております。それらを前提に市内事業者につきましては、入札参加の機会を確保しております。  続いて、(2)の(ア)、行政の前払い金、中間金などのシステムが十分応えられているかについてでございますが、前払い金は、蓮田市前金払取扱要綱の規定により、公共工事の設計金額が500万円を超えるものについて、契約金額の10分の4以内で市長が定める額とし、その限度額は最大5,000万円と定めております。中間金とは、蓮田市が行っている前金払い以外の工事の途中で支払う中間前払い金のことと考えますが、市では中間前払い金の支払いは行ってございません。  以上でございます。 ○齋藤昌司議長 18番 栗原勇議員
    ◆18番(栗原勇議員) 大項目の1のうちの(1)の(ア)については了解いたしました。  (イ)ですけれども、65歳以上74歳以下の接種目標、国は65歳以上の接種を基本的に7月中に終わらせたいというふうにしていますが、蓮田市においての見通しはどのように考えているでしょうか。 ○齋藤昌司議長 長谷部健康福祉部参事長谷部幸一健康福祉部参事 再度のご質問にお答えいたします。  現在では、個別接種も順調に進みまして、集団接種の1日当たりの回数の増加も図っているところでございます。国の要請である7月完了に向けまして、今後も取り組んでまいります。  以上でございます。 ○齋藤昌司議長 18番 栗原勇議員 ◆18番(栗原勇議員) 蓮田市においては、65歳以上の方が約2万人、そうしますと1人2回ですから、4万回という接種が必要となります。既に先ほどの報告の中では、1万回は済んでいると、すると残り3万回と、単純計算だと。集団接種について見てみますと、6月21日から7月いっぱいまで何日間か調べましたら、あと18日間、集団接種は全部で18日間の予定がされています。1日当たり1,000人とすると1万8,000回分、残りの3万と比べると、計画では7月中には終わらないかもしれないと、そういう心配もしますが、いかがでしょうか。 ○齋藤昌司議長 長谷部健康福祉部参事長谷部幸一健康福祉部参事 再度のご質問にお答えいたします。  確かに全人口を想定した上で接種は進めなければなりませんが、現実的な対応として、蓮田市では約7割と見込んだ上で計画を推進しているところでございます。  以上でございます。 ○齋藤昌司議長 18番 栗原勇議員 ◆18番(栗原勇議員) 基本的な姿勢として、希望する方は速やかに全員接種できるようにすると、これが基本的な姿勢だと思うのです。それを7割というふうに定めてしまうと、その範囲内で収まってしまうと、やはり基本的な姿勢として、希望する人は全員打てるようにするべきというふうに考えますが、いかがでしょうか。 ○齋藤昌司議長 長谷部健康福祉部参事長谷部幸一健康福祉部参事 再度のご質問にお答えいたします。  確かにご指摘のとおりでございまして、希望される方が7割というふうに限定するものではないと思っております。継続してワクチン接種自体は7月末以降も進めてまいりますので、そういったところで対応してまいりたいと考えております。  以上でございます。 ○齋藤昌司議長 18番 栗原勇議員 ◆18番(栗原勇議員) ぜひ希望する方は、全員接種できるように計画を進めてほしいと思います。  さて、(ウ)ですけれども、64歳以下の年齢区分、いろいろ迷っていると思うのですけれども、今現在はどういう区分か、検討状況をお知らせください。 ○齋藤昌司議長 長谷部健康福祉部参事長谷部幸一健康福祉部参事 再度のご質問にお答えいたします。  64歳以下、現在どのように進めていく計画かということでございます。これからクーポン券をなるべく早くお送りするために準備を進めているところでございますが、まず50歳から64歳という年齢の幅の中で、クーポン券をまずお届けしたいと思っております。その後、間を置かずに13歳から49歳までの方にもお送りをしたいと思っております。ただ、その中で50歳から64歳の方についても、予約枠を確実に取って進めていくために、年齢も区分させていただきたいと考えております。  以上でございます。 ○齋藤昌司議長 18番 栗原勇議員 ◆18番(栗原勇議員) 年齢を区切って計画的にやるのはなかなか難しいという点を感じますが、その根本的な問題としては、希望する量のワクチンが安定的に供給されるかどうかの見通し、これがしっかりとすれば計画的にできると思うのです。ですから、なかなかそこの区分けが難しいというのは、希望する量のワクチンが安定的に供給できるかどうか、まだ見通しが不安だという点にあるかなと思いますが、いかがでしょうか。 ○齋藤昌司議長 長谷部健康福祉部参事長谷部幸一健康福祉部参事 再度のご質問にお答えいたします。  現在では、接種を受ける機会というものが居住される自治体だけで推進するということから、幅広く行われるようになってまいりました。そんな中で、市町村が行うべきこのワクチン接種のワクチンの供給量に関しましては、現状と同じように希望するワクチン量を供給していただくよう、手続きを進めているところでございます。  以上でございます。 ○齋藤昌司議長 18番 栗原勇議員 ◆18番(栗原勇議員) キーワードとしては、希望するワクチンが安定的に供給されるということが極めて重要だというふうに思いました。  続いて、(2)、予約や接種が困難な方への支援に入ります。そのうちの(ア)ですけれども、6月18日、先週の金曜日ですけれども、このような要請がありました。85歳の女性の方です。現役世代の方と同居をしておられまして、その方はワクチンの接種済んでいなかったのです。知り合いの方から、ワクチンもう接種は済みましたかという声をかけられて、しなくてはというふうに思ったそうです。でも、自分ではなかなか難しいので、同居している息子さんに頼んだと、しかしながら、息子さんは現役世代で働いていますから、なかなか昼間そうした対応ができないということでした。そういう方のためにもお任せ接種枠、私は打ちたいのだけれども、その日にちについてはお任せしますと、そういうお任せ接種枠をつくって、そういう接種計画と、あと今まで行われている電話あるいはLINE、Web等での予約、それを並行してやるということによって、より多くの方の接種予約ができるのではないかというふうに思います。そういう意味でお任せ接種枠、そうした形をつくって並行して進めていくということについてお考えをお願いいたします。 ○齋藤昌司議長 長谷部健康福祉部参事長谷部幸一健康福祉部参事 再度のご質問にお答えいたします。  確かに高齢の方であればあるほど、まだ接種をお済みでないという方がいらっしゃるというふうには認識しております。そういった方々も含めまして、いつでもよいということで、予約をお取りいただけていない高齢の方を把握しまして、一定の時期を設けて個別接種へのご案内をすることを検討していきたいと思います。  以上でございます。 ○齋藤昌司議長 18番 栗原勇議員 ◆18番(栗原勇議員) 続いて、(イ)、障がい者施設利用者、あるいは高齢者施設利用者、そしてその職員の方への一斉接種についてお伺いします。  先ほどそうした施設と市と早めの接種ができるように連携を取っているというふうなお話でした。それこそが行き届いた行政、公的仕事というふうに思います。連携というのは具体的にどのような連携なのか、その施設と連携について、具体的な連携をどのように取っていくのかご説明をお願いします。 ○齋藤昌司議長 長谷部健康福祉部参事長谷部幸一健康福祉部参事 再度のご質問にお答えいたします。  市内におけるいわゆる施設のまず把握から始まりまして、ワクチンを実際に供給して、どちらの医療機関の方を通じて接種を進めるかという調整を市のほうと施設のほうでしております。蓮田市内の医療機関でワクチンを調達した上で接種をされる場合と、あとは施設によっては、市外の医療機関がいわゆる嘱託医等になっている場合がございます。そういったことも含めて、施設さんがどのように計画を立てているか、そういった調整を進めているところでございます。  以上でございます。 ○齋藤昌司議長 18番 栗原勇議員 ◆18番(栗原勇議員) 障がい者施設の入所者、あるいはその利用者、高齢者施設の入所者、利用者、その職員について優先的に接種をすべきというふうに思います。この理由は、当初述べましたように、極めて移動が困難という方が多い。そして、入所者については、同一空間内で生活をするというふうな点では、感染リスクが極めて高い。そして、人と人との接触の機会が極めて多いと、そういう意味では障がい者施設の入所者、利用者、高齢者施設の入所者、利用者、そしてその職員については、優先接種というふうな位置付けにすべきだというふうに思いますが、いかがでしょうか。 ○齋藤昌司議長 長谷部健康福祉部参事長谷部幸一健康福祉部参事 再度のご質問にお答えいたします。  障がい者の施設、高齢者の施設などに従事されている方については、当然優先接種の枠の中で順位づけされております。ただ、そういった施設の入所者、あとは従事者も含めて一斉にとなりますと、副反応の重く出る方、軽く出る方等々がございますので、施設運営に影響がないよう調整しながら接種を進めていると、そういうところでございます。  以上でございます。 ○齋藤昌司議長 18番 栗原勇議員 ◆18番(栗原勇議員) ごめんなさい。ちょっと確かめたいのですけれども、今言った施設の利用者、職員については、優先接種の対象とするということの理解でよろしいでしょうか。もう一度確認をしたいのですけれども。 ○齋藤昌司議長 長谷部健康福祉部参事長谷部幸一健康福祉部参事 再度のご質問にお答えいたします。  優先順位の中で位置付けられているのは、そういった障がい者施設、高齢者施設の従事されている方とされています。  以上です。 ○齋藤昌司議長 18番 栗原勇議員 ◆18番(栗原勇議員) 今、従事している方というふうな限定的なことでした。  ここで、障がい者施設の利用者、あるいは職員の方から、頼むような要望が届いています。ちょっと読み上げたいと思います。障がい者施設の方ですけれども、マスク等の防御ができず、感染リスクの高い利用者がいます。クラスターの危険があり、感染すると重症化しやすい基礎疾患のある利用者がいます。感染してもなかなか入院できず、医療に接することもできなくなります。現実、命の危険の中で過ごしています。職員は、感染を持ち込まないように私生活に及ぶ制限を続け、日々不安と緊張の中で業務をしています。感染の疑いがあるだけで部屋やユニットに閉じ込められたような生活が続き、職員はガウンを着て支援に当たっています。現在、インド株による感染拡大の兆候が見える中、障がい者施設へのワクチン接種については優先枠と認め、分かりやすい接種計画を示してほしいということです。障がい者の方、基礎疾患のある方と認めて、優先接種の対象としてほしい。それから、障がい者施設で働く職員の方、これは医療関係者に準じるということで、医療関係者、優先接種ですけれども、医療関係者と同じようにと考えて優先接種としてほしいと、こういう要望が届いています。仮に感染した場合、よくあるのは自宅待機しろということです。自宅待機というと、結局施設待機なのです。施設待機では、ますます感染のリスクが高まる、そういう意味では早くワクチン接種、優先接種してほしい、こういう要望です。決してそこで働く事業者だけでなく、利用者についても同じような感染リスクがあるわけですから、再度ここを優先接種の対象とすると、これは自治体の判断でできるというふうに思いますので、それについての見解を求めます。 ○齋藤昌司議長 長谷部健康福祉部参事長谷部幸一健康福祉部参事 再度のご質問にお答えいたします。  先ほどは従事者の件でございました。今回は、利用者、入所者等の件でございまして、いわゆる入所されている方が64歳以下ということであれば、今度は年齢区分の中で64歳以下の方で基礎疾患等をお持ちの方ということであれば、こちらが優先順位に入ってまいります。基礎疾患のある方が施設で生活をされているということであれば、当然感染リスクが高い中での生活ということでございますから、そういった方をなるべく早く優先的に接種できるように努めたいと思います。  以上でございます。 ○齋藤昌司議長 18番 栗原勇議員 ◆18番(栗原勇議員) 障がいをお持ちの方も基礎疾患のある方というふうな認定、マスク等の防御が実際できないとか、そうなれば感染リスクが高いわけで、同じように基礎疾患があるものと認定をして、同じように優先接種の対象にするということをぜひ最優先に検討して進めてほしいと思います。  (エ)、予約の取り方です。1回目と2回目のセットでということで最初質問をいたしました。2回目の接種が終わった後、失礼いたしました。1回目の接種終了後に2回目の予約ができるということでしたが、先ほど参事の答弁の中で、1回目接種後、その場でスタッフの方が2回目の予約をしてもらえるよう、今そのようにしていますというお話でした。実は5月の18日、ある方が1回目の接種が終わったので、その場でスタッフの方に2回目の接種をお願いしてみてはと私言いました。そしたらば、言ったそうです。その場でスタッフの方が2回目の予約をしてくれたということです。大変喜んでいました。1回目の予約と同時に2回目の接種も予約を取れるようにということでは、こんな話があるのです。ある高齢のおばあちゃん、なかなか予約が取れない、そこで東京に住んでいる孫に予約を頼んだ。孫は、1回目の予約を取るために会社を半日休んで予約を取った。それをまた2回目も同じように頼むのは大変忍びないということでした。そういう意味では、1回目の接種が終わったら、直ちに2回目の予約をスタッフの方が応援してくれるというのは、大変市民にとってはよいサービスというふうに思います。ぜひこれは、今後続けてほしいと思いますが、引き続き続けられるかどうか、答弁をお願いします。 ○齋藤昌司議長 長谷部健康福祉部参事長谷部幸一健康福祉部参事 再度のご質問にお答えいたします。  確かにそのような声が多いことを受け止めておりました。なかなかすぐにはというふうにはまいりませんでしたけれども、現在では集団接種会場のパルシーにおいて、限定的ではございますが、パソコン、受付けできるような環境を整えまして、始めたところでございます。今後もできる限りそういった要望にお応えできるよう努めてまいりたいと思います。  以上でございます。 ○齋藤昌司議長 18番 栗原勇議員 ◆18番(栗原勇議員) また、市民の要望をしっかりと受け止めて、変えられるところは変えるという点はすばらしいことだというふうに思います。  さて、回覧の件ですけれども、先ほど答弁ありましたように重要な内容、そしてぜひ手元に置きたい内容については、回覧ということでなくて、各戸の配布という形でしていきたいということですので、それは引き続き進めてほしいと思います。  市長に伺います。希望する人が全員速やかにワクチン接種を受けられるよう、市長としての決意、そして特に優先接種、高齢者施設の利用者、事業者、そして障がい者施設の利用者、事業者を優先接種すべきというふうに思いますが、市長の見解を求めます。 ○齋藤昌司議長 中野市長 ◎中野和信市長 栗原勇議員のご質問で、1問目の希望する人が全員速やかにワクチン接種が受けられるようにというテーマの様々な細部にわたるご質問でございました。長谷部参事答弁したとおりでございますが、それをまとめて、最終的にはもう一度このテーマに戻った見解ということでありますが、おかげさまでといいますか、いろいろ試行錯誤しながら75歳以上の方、また、74歳から65歳までの方、現在進めているところでございまして、1回目、2回目のそれぞれ接種率の答弁を申し上げましたが、その接種率プラス申込み状況、予約状況を含めますと、おかげさまで何とか、いろいろ課題いっぱいあったのですけれども、かなりの部分が何とか実現できるようなデータが今出ております。これを受けまして、今度は高齢者接種でなくて一般接種という名の下に、64歳から13歳まで、また12歳の方は誕生日が来た月までの該当があるわけでありまして、これまたトータルでは相当の数に上ります。一遍にはやはりできませんので、先般先ほどご答弁したとおり、64歳から13歳までの方もクーポン券は今回は一斉にお届けいたします。ただ、接種のほうは一遍にはできませんので、ある程度段階を踏まえた形になります。その中に基礎疾患をお持ちの方、あるいはいろいろな質問がありましたけれども、様々な障がいをお持ちの方等々の接種の在り方については、64歳から13歳までの一般接種の中でなおかつ早めに接種できるような、そういう日程調整も含めた一斉のクーポン券のお知らせの中に入っておりまして、完璧ではないかもしれませんが、そういう配慮をしたお知らせをお届けする予定でございます。何とか早め早めに、今月中というお話もありましたが、先般先ほど早い段階で出したいと思います。それは、繰り返しになりますけれども、今までみたいなオーソドックスな形のやり方が、今度は大規模な集団接種とか、あるいは場合によっては職域接種、企業とか大学とか、そういう形での接種も認められるようになりましたので、そういった点ではクーポン券がまず大事だと思いますので、そのクーポン券発送、またクーポン券の中には、繰り返しになりますけれども、その辺、ご質問がありましたいろいろな点を含めたお知らせになっておりますので、どうぞよろしくお願いしたいと思います。  失礼いたしました。64歳から13歳まで一斉にと申し上げましたが、若干その発送日を、今まだ最終決定ではないのですけれども、練っている段階では、64歳から50歳までと、それから13歳から49歳まで、この2段階で発送時期も若干ずらさせていただきます、クーポン券の発送。なおかつその中にそれぞれ基礎疾患ある方、あるいは高齢者施設の入所者の方々、その辺については、優先接種という形で接種できるような、そういう配慮をしているところでございます。どうぞよろしくお願いします。 ○齋藤昌司議長 18番 栗原勇議員 ◆18番(栗原勇議員) 優先接種の対象として、基礎疾患のある方ということですが、障がい者施設の入所者についても、基礎疾患のある方というふうに認めて優先接種の対象となるよう、ぜひ検討をお願いいたします。  続いて、大項目の2に参ります。先ほど担当課の課長、ご答弁がありました。これについて教育長、この変更に至った経緯や理由について再度ご答弁をお願いします。 ○齋藤昌司議長 西山教育長 ◎西山通夫教育長 栗原勇議員の市内中学生のオリンピック観戦見直しについてという再度のご質問にお答え申し上げます。  様々な競技のトップクラスのスポーツ選手が、その能力を一堂に会して競い合うという4年に1度のオリンピックが東京を中心に開催されるということで状況は動いております。埼玉県も会場となっています。教育委員会では、貴重な機会であるというふうに捉えまして、準備を進めてまいったところでございます。今回、先ほど課長から説明がありましたが、急遽埼玉県より費用負担に関する申出の期日が示されましたので、現状を踏まえ、残念ではありましたが、観戦を辞退することといたしました。  今回の参加に当たり、児童生徒の健康を守ることを優先するという立場で、3つの基準が一定のレベルで担保されれば実施しようというふうに、事前に想定をしておりました。参加の可否につきましては、3つの判断基準を設けようというふうに考えておりました。1点目は、観戦会場の様子で、密にならない状況で観戦ができるかという観点です。2点目は、参加国の数と海外からの応援団が絞られる。感染の拡散リスクが抑えられる可能性が見えてきているということがあればというふうに考えておりました。  3点目は、ウイルスの変異株の拡散が抑制されているかどうかという3つの観点で、事前に判断基準を想定していました。これらが満足できる状態であるならば、観戦可能としようというふうに考えていたところですが、残念ながら現時点では、2点目の他国からの渡航者数の基準と3点目の変異株の問題は、解消されていないという結論に達しました。そのため、ここまで推移を注視していたのですが、全体の状況を見ながら、観戦中止を決断させていただいたところでございます。ご理解よろしくお願いいたします。 ○齋藤昌司議長 18番 栗原勇議員 ◆18番(栗原勇議員) 私は、適切な判断だというふうに思います。それは、子どもたちの命と健康をまず第一に考えているという点です。ご存じのように仮にオリンピックが開催されると、海外から関係者だけで5万人を超える方が来るというふうに言われています。さらに、アルファ株、デルタ株などの変異株も増えてきているということから考えると、やはり今回の蓮田市教育委員会の判断は、適切な判断だというふうに私は思います。  続いて、大項目の3、市内中小企業の振興・発展のためのほうに参ります。受注状況ですが、土木関係、建築工事関係は、ほぼ市内の業者の受注だということですが、設備工事及び物品購入の受注割合が極めて少ないと、その理由についてはどのように捉えているでしょうか。 ○齋藤昌司議長 山口総合政策部長山口亨総合政策部長 再度のご質問、設備工事及び物品購入に関して、受注割合が低いのはなぜかというご質問でございますけれども、設備工事につきましては、市内で指名の登録されている事業所の数が少ないこと、また物品については、市が発注する物品が市内の事業者で扱っていないと思われる物品が多かったことによるものと考えております。  以上でございます。 ○齋藤昌司議長 18番 栗原勇議員 ◆18番(栗原勇議員) 分かりました。今後、設備工事や物品購入等々でも、市内業者が受注しやすいようにということで、例えば分離発注をすれば可能だというふうなこともあると思うのです。今回、平成30年度、令和元年度については、そのようなことでしたけれども、今後、市内業者が物品購入や、あるいは設備工事等で受注しやすいように、分離発注というふうな方法もあると思いますが、その点についてのお考えはいかがでしょうか。 ○齋藤昌司議長 山口総合政策部長山口亨総合政策部長 再度のご質問、分離発注についてはどうかというご質問なのですけれども、物品購入に関しては、市で購入する物品について、市内の事業者で扱っていない品物が多いというところがありまして、分離したからといって市内の事業者が受注できるようになるとは考えてはございません。また、設備工事に関しても、今回、登録事業者が少なかったということがございますので、分離発注するからといって、その受注割合が高まるのかというと、それは難しいのかなと考えております。 ○齋藤昌司議長 18番 栗原勇議員 ◆18番(栗原勇議員) 続いて、(イ)ですが、(イ)については、先ほどの答弁で了解をいたしました。  (ウ)ですが、市内業者の入札機会を確保していきたいと、そして今までも確保してきたし、これからも確保していきたいということでありました。その方法として、地域指定で入札の参加の機会を確保しようとしている、そういう考えでよろしいでしょうか。 ○齋藤昌司議長 山口総合政策部長山口亨総合政策部長 再度のご質問、市内の事業者の入札機会の確保ということでの地域指定というご質問でございますけれども、一般競争入札におきましては、蓮田市を地域指定から外すということは絶対にございませんので、あくまで一般競争入札におきましては、地域指定ということは、そのとおりさせていただきたいと考えております。また、指名競争入札という形になったときには、資格を持った事業者が蓮田市内にいらっしゃったときには、できるだけその資格に応じた指名を考えていきたいと考えております。  以上でございます。 ○齋藤昌司議長 18番 栗原勇議員 ◆18番(栗原勇議員) 事業者の地域貢献度、評価の仕方として地域貢献度という言葉を使いたいと思いますけれども、市の緊急な要請に応えてくれるなどなど、地域貢献度というものを評価指標に加えているかどうか、そうした基本的な考え方、評価指標に地域貢献度というものを考慮に入れているかどうかお聞きいたします。 ○齋藤昌司議長 山口総合政策部長山口亨総合政策部長 再度のご質問、地域貢献度を評価指標に加えているかというご質問でございますけれども、現在、蓮田市では、建設工事に関する指名業者の選定、もしくは一般競争入札におけるランクづけの際には、埼玉県が行っている評価点に基づいてランクづけをしております。埼玉県が行う評価点の中で、地域貢献度に関する評価指標というのがございます。埼玉県外の事業者と埼玉県内の事業者と比較したときに、埼玉県内の事業者は埼玉県加点をしているという状況でございます。蓮田市では、独自の加点は行っておりませんが、埼玉県の評価指標に基づく事業者の選定を行っているところでございます。  以上でございます。 ○齋藤昌司議長 18番 栗原勇議員 ◆18番(栗原勇議員) 市長にお伺いします。  今までのやり取りは、契約検査課が行った案件についてのやり取りでありました。市内業者の入札機会を確保しているということですが、他の部署、他の事業についても同じように市内業者の入札機会を基本的に確保していきたいという考えについては、同じと考えてよろしいでしょうか。 ○齋藤昌司議長 山口総合政策部長山口亨総合政策部長 再度のご質問、入札機会の拡大についてということでございますけれども、契約検査課で行っている入札につきましては、工事であれば設計金額が130万円を超えるもの、委託であれば50万円を超えるもの、物品購入であれば40万円を超えるものは、全て契約検査課において入札を執行しております。ほかの部署では、いわゆる入札に関しては、この金額以下のものに関して執行しております。また、そのほか随意契約という契約手法がございますが、それについては各課がそれぞれの判断で行うものではございます。  以上でございます。 ○齋藤昌司議長 中野市長 ◎中野和信市長 栗原勇議員のご質問の大きな3点目、市内中小企業の振興・発展のためにで、契約の状況をご質問いただきました。内容については、山口部長答弁したとおりであります。通常契約検査課が取り扱う状況につきましては、今答弁したとおりですが、いろいろご指摘、ご質問等いただきまして、契約検査課が担当する工種、あるいは金額を大幅に改善といいますか、拡大いたしまして、ほとんどの課が関係する工事等については集約いたしました。それでも若干各課で本当に細かい発注等々については、担当課で独自の判断でやっておりますが、考え方は同じでございます。できるだけ市内業者の方々に配慮した工事発注ということでございます。加えて、工事以外、契約検査課以外の、市役所ですから、様々な消耗品にしても文具類にしても、細かい必要品が、需用費がいっぱいありますけれども、その辺につきましても、常時ではありませんが、庁議、部長会議等々を通して、できるだけ可能な範囲で市内業者の育成のために、役所ができるのは、話が戻りますけれども、そこまでで、その先の業者さん同士の競争は、これは自由主義社会ですから、我々の手の届かない世界ですけれども、一応発注側が手の届く範囲の考え方につきましては、範囲を広げて、なおかつできるだけ市内業者の方々に発注していこうと、そういう方針は繰り返し庁内で統一しているところでございます。  以上です。 ○齋藤昌司議長 18番 栗原勇議員 ◆18番(栗原勇議員) 続いて、(2)、大規模工事を地元企業が担うときの問題で、先ほど行政への前払い、中間金などの点で答弁がございました。公共工事の設計金額が500万円を超えるのについて、契約金額の10分の4以内で市長が定める額というふうなご答弁でありました。10分の4というのはよいとして、例えば10分の4だから、10分の1でも規定に合うというふうになってしまうと、そうすると実際に仕事をしていく上で困難が生じる。実際に10分の4という形で、実際はどうなのかについてご答弁をお願いいたします。 ○齋藤昌司議長 山口総合政策部長山口亨総合政策部長 再度のご質問、前金払いの執行状況についてでございますけれども、事業課に確認しましたところ、事業者によって限度額10分の4を丸々請求する場合、または全く請求しない場合がございます。限度額の一部の請求といったものはない状況でございます。 ○齋藤昌司議長 18番 栗原勇議員 ◆18番(栗原勇議員) 事業者が10分の4ということを求めれば、実際にそれに応じて行っているというふうな理解をしました。  さて、実は東京の国分寺市では、資金繰りが困難な工事請負者が前工事資金等の調達をしやすいように対象案件、契約金を今までは300万円以上としていたのを契約金が50万円以上と下げたことによって、小さな工事であっても資金等の調達ができるようにしたというふうなことが言われています。蓮田市においては、今現在は500万円を超えるというのが今の状況です。これを下げまして、もっと低い金額であっても資金繰りが困難な事業者に対して、前工事資金等の規定ができるように基準を下げるという点についてはいかがでしょうか。 ○齋藤昌司議長 山口総合政策部長山口亨総合政策部長 再度のご質問、前金払いの制度の見直しということでございますけれども、その前に先ほど私の答弁の中で一部誤った答弁をさせていただきましたので、訂正をさせていただきます。  財産の買い入れについて、契約検査課が40万円超のものは契約検査課が執行していると申し上げましたが、正しくは80万円超でございます。また、財産、物品の購入以外の物品のリースに関してが40万円超のものを契約検査課で行っております。財産の物品の購入については80万円超、物品のリースに関しては40万円超でございます。おわび申し上げて訂正させていただきます。  それで、再度のご質問でございますけれども、国分寺市の事例をいただきましたけれども、それぞれの自治体が、地方自治体はそれぞれの事情によって制度を変更しているものと考えております。蓮田市の前金払いの制度につきましては、限度額を令和2年4月1日にそれまでの3,000万円から5,000万円に変更しておりまして、必要な見直しは行っているところでございます。  以上でございます。 ○齋藤昌司議長 18番 栗原勇議員 ◆18番(栗原勇議員) 最後に、市長にお伺いします。  繰り返しになりますけれども、発注等については、透明で公正な競争性が確保できるという前提で、その発注は地元業者を基本的に対象とするということ、繰り返しになりますが、改めて市長の考えをお伺いします。 ○齋藤昌司議長 中野市長 ◎中野和信市長 答弁のほうも繰り返しになりますが、同じ考えでおりますので、どうぞよろしくお願いします。 ○齋藤昌司議長 10番 木佐木照男議員          〔10番 木佐木照男議員登壇〕 ◆10番(木佐木照男議員) 10番、木佐木照男です。齋藤議長の許可をいただきましたので、一般質問いたします。今回、私の質問は3項目です。  大項目1、高虫西部地区産業団地整備について。高虫西部地区産業団地整備については、過去にも一般質問をいたしております。整備については、土地区画整理事業を整備手法とすることを採択され、昨年、組合施行の土地区画整理事業を一括で代行する民間事業者、エム・ケー株式会社が設定され、事業は進展されてきている状態でございます。都市計画に関する調整状態、代行事業者が行っている組合員の意向調査等について、進捗状況、今後の予定、課題等について、下記の質問をいたします。  中項目(1)、都市計画及び農林漁業との調整について。  (ア)、市街地の認定等は。  中項目(2)、埋蔵文化財の試掘状況は。  中項目(3)、代行予定者について。  (ア)、現在の業務状況は。  (イ)、今後の業務予定は。  中項目(4)、土地利用計画について。  大項目2、井沼の交差点について。県道上尾久喜線、蓮田行田線の交わる交差点は、沿線上に倉庫が建ち並び、また、高速道インターも近く、交通量が多く、右折帯もなく大変危険な状態です。朝夕の渋滞は、それぞれ200メートルほどつながるときもあります。この道路は、地域住民の生活道路でもある一方、子どもたちにとっては通学道路でもあります。歩道は狭く、ガードレールもなく、危険な状態ともなっております。早急に現状を調査され、県に事業化に向けての働きかけをいただきたい旨、下記の質問をいたします。  中項目(1)、現状の把握は。  中項目(2)、整備計画は。  大項目3、中央公民館の駐車場整備について。これは私は、平成30年12月議会にも一般質問しております。そのときは、社会資本整備総合交付金を活用し、事業を検討してまいります。現在、中央公民館駐車場における諸条件に精査、パーキングシステムの方法、駐車場増加の方法、管理運営の方法について総合的に調査・研究を行っておりますとの答弁でした。そこで、下記の質問をいたします。  中項目(1)、駐車場の舗装整備について。  (ア)、進捗状況は。  (イ)、今後の予定は。  以上で1回目の質問を終わります。 ○齋藤昌司議長 増田都市整備部長          〔増田吉郎都市整備部長登壇〕 ◎増田吉郎都市整備部長 木佐木照男議員のご質問、高虫西部地区産業団地整備について、順次お答え申し上げます。  高虫西部地区は、市の最西端に位置し、整備区域面積が約26.3ヘクタール、区域区分は市街化調整区域であり、用途は無指定の区域でございます。また、地区の大部分が農業振興地域内の農用地区域に該当しております。現在に至る経緯といたしまして、市では蓮田市第4次総合振興計画で初めて産業団地の整備を目指すという方針を立て、平野地区と黒浜地区の2地区を産業集積ゾーンに位置付けました。  平成23年12月議会には、地元自治会等から高虫地区に産業立地の推進に関する請願が議会に提出され、議員の皆様総員で採択されました。その後、高虫地区の土地利用の推進及び産業の集積や雇用の創出を図ることを目的とし、関係権利者等で構成される高虫土地利用推進協議会が平成25年10月に設立され、産業団地の整備手法を検討した結果、高虫西部地区は、関係権利者の土地利用に係る同意率と地元における事業への理解などの熟度が高いことから、組合施行による土地区画整理事業の認可取得を目指すこととなりました。  平成30年3月策定の蓮田市第5次総合振興計画においても、高虫西部地区を産業団地整備を推進するエリアとして位置付けております。  同年10月には、権利者約90名で構成される土地区画整理組合の前身となる高虫西部地区土地区画整理組合設立準備会が結成されました。組合設立準備会では、令和元年9月から11月にかけて、土地区画整理事業の実施を確実なものとするため、土地区画整理組合の設立認可に必要な調査設計業務などを代行する土地区画整理事業業務代行予定者を募集、選定した結果、エム・ケー株式会社を業務代行予定者として決定いたしました。  令和2年3月18日には、市長立会いの下、組合設立準備会とエム・ケー株式会社との間において、(仮称)蓮田市高虫西部地区土地区画整理事業事業推進に関する覚書が締結されました。これにより、土地区画整理組合の設立準備を円滑に行う体制が整いました。  土地区画整理事業の実施には、都市計画の決定や土地区画整理組合の設立など、法や条例に基づく様々な手続きが必要となることから、市と組合設立準備会で役割を分担し、並行して作業を進めてまいります。市が行う主な業務は、都市計画の変更とそれに伴う農林漁業との調整でございます。業務代行予定者は、組合設立準備会と締結した覚書に基づき、事業認可に向けた権利者の合意形成、権利者の土地利用に向けた支援、調査設計業務、関係機関協議等を行うこととなっております。  それでは、(1)、都市計画及び農林漁業との調整について、(ア)、市街地の認定等はにつきましてお答え申し上げます。事業実施には、区域区分の市街化区域への変更や用途地域、地区計画、準防火地域の指定など、都市計画の決定及び変更が必要となります。このうち、区域区分の変更に当たっては、都市計画と農林漁業との調整措置について、こちらは平成14年11月の農村振興局長通知でございますけれども、これに基づく農林担当部局との協議が必要となります。  市では、埼玉県田園都市産業ゾーン基本方針に基づく支援地区として、市街化区域への編入を進めるため、県の産業支援のワンストップ窓口である田園都市づくり課へ市で作成した都市計画と農林漁業との調整資料を既に提出し、県農林担当部局との調整を進めております。現在、協議により挙げられた課題等を順次解決しながら説明資料の補足を行い、調整作業への対応を進めているところでございます。今後、農林調整の協議状況等を踏まえ、都市計画法に基づく手続きを進めてまいりたいと考えております。  次に、(2)、埋蔵文化財の試掘状況はにつきましてお答え申し上げます。産業団地整備区域内には、貝塚、古墳、その他埋蔵文化財を包蔵する土地として周知されております埋蔵文化財包蔵地のうち、正御地遺跡、高都原遺跡の大部分が含まれております。土地区画整理事業の実施には、これら埋蔵文化財包蔵地について、文化財保護法に定められた手続きや文化財の保護措置が必要となることから、これまでに担当である市教育委員会と協議をしながら、試掘調査を進め、現在までに全体の約6割の試掘調査が完了しております。  今後は、試掘調査結果を基に、業務代行予定者が本発掘調査の方法や工程、事業費などを精査し、事業計画に反映していくことになります。  次に、(3)、業務代行予定者について、(ア)、現在の業務状況は、(イ)、今後の業務予定はにつきましては、関連がございますので、併せてお答え申し上げます。業務代行予定者は、これまでに地質調査や交通影響調査などを実施し、作成した土地利用計画等の素案により、市と協議しながら関係機関と協議を進めております。本地区は、整備面積が広いことや桶川市、伊奈町に隣接していることもあり、協議が必要となる機関が多くございまして、引き続き調整を進めてまいります。  また、権利者の合意構成、土地活用の支援については、業務代行予定者が地権者ごとに事業に対する説明や相談に対応するなど、事業認可に向けた取り組みを進めていると伺っております。  なお、事業認可取得後は、業務代行予定者は土地区画整理組合の業務代行者として造成工事等を進める予定でございまして、市としても引き続き支援を行ってまいりたいと考えております。  埼玉県環境影響評価条例に基づく手続きについては、令和元年度に市が作成した環境影響評価調査計画書により選定した調査項目及び調査方法に基づき、令和3年3月から現地での調査を開始しております。この調査は、項目別に春、夏、秋、冬の変遷などを調査することが必要となり、現在までに水象、大気質、生態系、景観などに関する調査を行っております。  今後は、調査結果を踏まえて、事業実施前に必要となる環境影響評価準備書や環境影響評価書に係る手続きを市と協力しながら進めてまいります。  次に、(4)、土地利用計画についてお答え申し上げます。本地区は、首都圏中央連絡自動車道、こちら圏央道でございますけれども、圏央道の桶川加納インターチェンジに近接しており、東側で主要地方道さいたま菖蒲線に接し、区域中央を主要地方道行田蓮田線が通っております。行田蓮田線には、高虫交差点から主要地方道川越栗橋線を結ぶバイパス計画があり、さらなる交通利便性の向上が見込まれる地区です。この立地特性を生かし、周辺環境と調和した良好な工業、物流拠点の形成を目指し、田園環境と調和した緑豊かな産業団地とすること、周辺の生活道路等への影響を少なくするため、産業団地整備区域内を通過する行田蓮田線のバイパス計画を考慮して区画道路を配置すること、令和2年3月改定の洪水ハザードマップ等を勘案し、浸水へ強い産業団地とすることを考慮した土地利用計画の策定を進めています。  土地利用計画につきましては、現在進めている関係機関協議や組合設立準備会の意見を反映し、都市計画法に基づき住民の意見を反映させる措置や土地区画整理法に規定されている縦覧などを経て確定していくことになります。  今後とも、市、土地区画整理組合設立準備会及び業務代行予定者が各種作業及び手続きの進捗状況を綿密に調整しながら、互いの役割分担に基づき、早期の事業化に向けて取り組んでまいります。  以上でございます。どうぞよろしくお願いいたします。 ○齋藤昌司議長 細井都市整備部参事          〔細井満浩都市整備部参事登壇〕 ◎細井満浩都市整備部参事 木佐木照男議員のご質問のうち、2、井沼の交差点についてお答えいたします。  初めに、(1)、現状の把握についてお答えいたします。井沼交差点につきましては、県道上尾久喜線と県道行田蓮田線が交わる非常に交通量の多い交差点と認識しております。県道同士が交わる交差点ではありますが、右折帯がないため、朝夕には慢性的な渋滞が生じております。平成26年度には、蓮田市長、埼玉県杉戸県土整備事務所長宛てに、地元4自治会長の連名で、右折帯の設置並びに歩車道等の整備を目的とした交差点改良の要望書が提出されております。  ご質問の現状の把握について、道路管理者である杉戸県土整備事務所に確認したところ、井沼交差点の渋滞状況等については、十分に認識しているとのことでございました。  次に、(2)、整備計画についてお答えいたします。蓮田市内には、埼玉県が管理する道路が国道1路線、県道10路線、合わせて11路線ございます。現在の県道整備状況でございますが、行田蓮田線におきましては、閏戸交差点付近の歩道整備、高虫交差点の改良事業が進められております。ほかの路線におきましても、蓮田鴻巣線や蓮田杉戸線の整備事業が進められ、上尾蓮田線とさいたま栗橋線が交わる関山1丁目交差点整備事業が計画されているなど、複数の事業に着手、計画されている状況でございます。  井沼交差点の整備につきましては、杉戸県土整備事務所に確認しましたところ、現在手がけている複数の路線、箇所の進捗を勘案し、検討してまいりますとのことでございました。井沼交差点を整備することにより、両県道の円滑な車両の走行が確保され、歩行者等の安全が図られるものと認識しておりますが、用地取得が前提となりますので、隣接する地権者の協力が不可欠でございます。市といたしましては、ほかの路線との兼ね合いもございますが、県に対して引き続き事業化に向けた働きかけを行ってまいりたいと考えております。よろしくお願いいたします。 ○齋藤昌司議長 新井生涯学習部長          〔新井宏典生涯学習部長登壇〕 ◎新井宏典生涯学習部長 木佐木照男議員のご質問、大項目3、中央公民館の駐車場の整備についてについてお答え申し上げます。  初めに、中項目(1)、駐車場の舗装整備についての(ア)、進捗状況はについてお答え申し上げます。中央公民館の駐車場は、面積が約2,000平方メートル、駐車台数55台でございます。駐車場の整備につきましては、蓮田市第5次総合振興計画において、中央公民館パーキングシステム導入活用事業として位置付け、推進しているところでございます。駐車場を有料化することにより、無断駐車の解消及び収益の確保を見込み、事業を進めているところでございます。  こうした中、令和2年8月に駐車場の隣接地の地権者から、土地の売却について相談があり、令和2年11月に地権者と面会しました。その後、交渉を重ね、令和3年2月に地権者が市に売却の意向を示したため、土地の取得に向け準備を始めたところでございます。  次に、今後の予定はについてお答え申し上げます。本事業については、国土交通省所管の社会資本整備総合交付金を申請しており、その関係から早期に事業を完了させたいと考えております。令和3年度につきましては、事業用地拡大のため、先ほど申し上げました地権者から土地を購入したいと考えており、当初予算で不動産鑑定料を計上しております。また、用地測量の予算を6月補正予算でお願いしているところでございます。この隣接地を駐車場用地として取得できた場合、面積は約2,400平方メートルとなり、駐車台数が増えるだけではなく、駐車場用地が広くなることから、駐車場への出入りがしやすくなるなど、公民館利用者の利便性が向上するものと考えられます。  その後、駐車場整備設計業務委託、駐車場整備工事を行いたいと考えております。維持管理及び運営の方法についても、引き続き検討してまいりたいと考えております。ご理解賜りますようよろしくお願いいたします。 ○齋藤昌司議長 暫時、休憩いたします。          休憩 午後 2時30分          再開 午後 2時47分 ○齋藤昌司議長 休憩前に引き続き、会議を開きます。  一般質問を続行いたします。  10番 木佐木照男議員 ◆10番(木佐木照男議員) 担当部長、答弁ありがとうございました。それでは、再質問させていただきます。  高虫西部地区産業団地の件につきまして、都市計画及び農林漁業との調整について、(ア)、市街地の認定等について再質問させていただきます。市街地の認定等の今後の予定について教えていただけますか。 ○齋藤昌司議長 増田都市整備部長増田吉郎都市整備部長 再度のご質問にお答えいたします。  区画整理の組合設立認可までに必要となる都市計画法をはじめとする各種手続きにつきましては、具体的な手続きに移行する前に県や国との調整、それから関係機関の協議を整える必要がございます。また、都市計画の変更でございますが、こちらは埼玉県が決定するものであり、そちらについても調整が必要なことから、現時点では市街化編入の時期は確定しておりませんが、令和元年に組合設立準備会が業務代行予定者を募集した際は、市街化区域の編入の時期につきましては、令和4年度末を目標としているということでございまして、これにつきましては現在も変更はございません。  以上でございます。 ○齋藤昌司議長 10番 木佐木照男議員 ◆10番(木佐木照男議員) ただいま令和4年度を目標値という答弁ございましたので、了解いたします。  それでは引き続き、埋蔵文化財の試掘状況についてでございますが、答弁の中で、現在までに約6割の試掘調査を完了しているということでありましたが、残り4割の予定は、いつぐらいというふうに考えていらっしゃいますか。
    齋藤昌司議長 増田都市整備部長増田吉郎都市整備部長 再度のご質問にお答えいたします。  現在までに試掘調査が完了していない箇所につきましては、未伐採の森林、それから住宅地など、現地の状況等から、試掘調査ができないということによるものでございます。これらの土地につきましては、市街化区域の編入しまして、組合設立認可取得後、造成工事を行う前に試掘調査と本掘調査、こちらを実施することとしております。  以上でございます。 ○齋藤昌司議長 10番 木佐木照男議員 ◆10番(木佐木照男議員) ありがとうございました。現在、2箇所の試掘調査、6割調査された段階で、何か特別貴重な宝物とか何か出たという状況はございませんか。 ○齋藤昌司議長 増田都市整備部長増田吉郎都市整備部長 再度のご質問にお答えいたします。  試掘した中で、現場のほうから少し溝とか、そういったものは出てきておるのですが、特段これは大規模だとかというのは、今のところは発掘されていないということでございます。 ○齋藤昌司議長 10番 木佐木照男議員 ◆10番(木佐木照男議員) ありがとうございました。特段貴重なものは出ていないということで、貴重なものが出てくると、試掘調査も長引くかなというふうに思いますが、現状では予定どおり進んでるということでございます。ありがとうございます。  続きまして、答弁の中で、業務代行予定者が地権者ごとに説明、相談に対応されているということでございますが、対応状況については把握されているのでしょうか。 ○齋藤昌司議長 増田都市整備部長増田吉郎都市整備部長 再度のご質問にお答えいたします。  協議会結成時には、権利者の方々の同意率が高いということから、組合による土地区画整理という手法を選択してございます。その後、この設立時の同意率なのですけれども、面積ベースで99%、権利者の数ベースでは96%ということで非常に高いものでございまして、これは現在、業務代行予定者が地権者の意向を再確認していて、今現在まとめている最中でございますが、やはり事業には皆様協力的でございまして、準備会結成時の同意率は維持されているというふうに聞き及んでおります。  以上でございます。 ○齋藤昌司議長 10番 木佐木照男議員 ◆10番(木佐木照男議員) ありがとうございました。地権者も協力要請には今のところ何ら問題はないということで、これも了解いたしました。  それでは、土地利用計画について再質問をさせていただきます。土地利用計画等の確定する時期は、いつ頃というふうに設定されておられますか。 ○齋藤昌司議長 増田都市整備部長増田吉郎都市整備部長 再度のご質問にお答えいたします。  土地利用計画については、策定時期はいつ頃予定されているかというご質問かと思うのですが、今関係機関との協議進めてございます。先日、埼玉県警との交通機関協議、こういったものをやって、区域内の道路について警察の意見などを聞いたところでございます。まだまだ協議が引き続き行われていることから、今現在はいつまでにということはちょっと申し上げられないのですが、早期に土地利用計画策定できるように努力してまいりますので、ご理解賜りますようよろしくお願いいたします。 ○齋藤昌司議長 10番 木佐木照男議員 ◆10番(木佐木照男議員) 市長に見解をお聞きいたします。  蓮田市の大事業の中の一つでもあります高虫西部地区産業団地整備についての進捗状況、今後予定等について、市長のご見解をお聞きしたいと思います。お願いいたします。 ○齋藤昌司議長 中野市長 ◎中野和信市長 木佐木照男議員のご質問の1問目、高虫西部地区産業団地整備につきまして、具体的なご質問をいただき、増田部長が答弁したとおりであります。おかげさまで高虫の産業団地につきましても、着々ともろもろの課題事業が解決、あるいは推進できておりまして、大変ありがたく思っているところであります。組合設立一つとりましても、まだ準備段階調査、あるいはいろいろな組合の名称も、組合設立がいつになるのだとか、事業認可がいつになるのだとか、いろいろ私自身もその辺、最初の段階では、担当課のほうによく聞いたのですけれども、この産業団地につきましては、地権者の方々をとっても、約90名の方々がいらっしゃいますし、また面積も約26ヘクタールを超える広大な土地でもありますし、いろいろな関係から、こういうときの作業の時系列というか、進み方は、組合一つとってもある程度の案件が整った時点で組合設立、土地の規制、そういうものがかかるようでありまして、いつもいつも答弁の中で、いろいろ組合設立準備会ですとか、そういう名称を使っている意味もその意味でございますので、どうぞよろしくお願いしたいと思います。  話戻りますけれども、蓮田市が総合振興計画で過去にはセキスイ、東光電気、あるいは雪印とか、いろいろ昭和30年代、昭和40年代ありましたけれども、大規模に総合振興計画の中で産業団地を位置付けたのは、今回が初めて、この事業が初めての事業でございます。そういった意味では、ちょうど少子化時代、人口減少時代の中にあって、行政だけでは戸建住宅、行政だけではまちの存続にも関わりますし、いろいろな意味でこの産業団地、工業系も導入して、住宅系、また工業系ともにこの立地条件を生かすということがとても大事なことだと思っております。加えまして、加えて圏央道、あるいは122号バイパス、東北自動車道、様々な幹線道路計画もアクセスしてまいりますので、そういった意味では、これは将来にわたって重要な事業になってくるのかなと思っております。したがって、産業団地整備課も課として整っておりますし、もっともっと充実して、一日も早くこの大事業が完成の暁が迎えられますよう、役所全体、関係各課挙げて、また県のほうの関係も様々な許認可事業があるのですけれども、あれは農林協議という最大の課題もあるのですが、県のほうも窓口一本化ということで、そこで積極的にご支援いただいておりますので、一生懸命取り組まさせていただきますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。 ○齋藤昌司議長 10番 木佐木照男議員 ◆10番(木佐木照男議員) 市長、どうもありがとうございました。  次に、井沼の交差点について再質問をいたします。両方とも県道でございますので、県に対しての現状の交通量の調査等との働きかけは、これはできないものでしょうか。 ○齋藤昌司議長 細井都市整備部参事細井満浩都市整備部参事 再質問にお答えいたします。  議員ご指摘のように県道と県道が交わる井沼交差点でございますので、市といたしましても交通量が両県道とも多いこと、特に朝夕、渋滞が生じているということは承知しておりますし、県のほうもそういう認識でございます。ただ、その調査ということに関しては、事業主体が埼玉県ですので、市としては今まで実態調査等の交通量調査などは行っておりません。ただ、県もまだ事業化されていませんので、交通量調査などは行っていないと思いますが、現状の実態調査、把握ということで、市からお願いすることはできるのかなと思いますので、一度まずご相談させていただきたいと思います。  以上でございます。 ○齋藤昌司議長 10番 木佐木照男議員 ◆10番(木佐木照男議員) ありがとうございました。非常に危険な状態でもありますので、できるだけ早く着手できるように働きかけていただきたいというふうに思います。よろしくお願いいたします。  次に、中央公民館の駐車場整備についてでございますが、現在の駐車場利用者状況について教えていただけますか。コロナ禍でいろいろ公民館の利用も少なくなっているとは思いますが、一応現状を教えていただきたいと思います。 ○齋藤昌司議長 新井生涯学習部長 ◎新井宏典生涯学習部長 再度のご質問にお答え申し上げます。  中央公民館の最近の駐車場の利用状況というご質問かと思います。最近、おおむね1時間ごとに数えた駐車台数の一番多いピーク時の台数で申し上げさせていただきたいのですけれども、まず午前中のピーク時で30台、午後のピーク時で37台、夜間が14台という状況でございまして、新型コロナウイルスの影響がなかった2年前の利用人数と比較しますと、平成31年4月の利用者が5,423人、今年の4月が3,006人、それから令和元年5月が4,991人、令和3年5月が2,687人ということで、2か月間比較しますと、どちらも2年前と比較するとおおむね半分ぐらいに減っているということで、駐車場の利用台数につきましても、利用人数と同様に減少しているものと考えております。  以上でございます。 ○齋藤昌司議長 10番 木佐木照男議員 ◆10番(木佐木照男議員) 駐車場の整備工事中に入ったときに、公民館利用者の駐車場はどのように考えていらっしゃいますか。 ○齋藤昌司議長 新井生涯学習部長 ◎新井宏典生涯学習部長 再度のご質問にお答えいたします。  駐車場整備工事中の公民館の駐車場をどのようにするのかというご質問かと思います。工事期間中につきましては、公民館の利用者に大変ご不便をおかけすることが想定されます。今後、駐車場整備を行う際、設計を行う際に、例えば工事が半分ずつ、例えば手前のほうを先にやって、奥は後からやるとか、そういった方法で利用者の駐車場を確保しながら工事が進められないかとか、いろいろ工事の工夫を設計の段階で考えながら、利用者の方になるべくご不便をおかけしないように配慮してまいりたいというふうに考えております。  以上でございます。 ○齋藤昌司議長 10番 木佐木照男議員 ◆10番(木佐木照男議員) 駐車場の完成後の管理は、どういうふうに考えていらっしゃいますか。 ○齋藤昌司議長 新井生涯学習部長 ◎新井宏典生涯学習部長 再度のご質問にお答えいたします。  駐車場出来上がった後の管理というご質問かと思いますけれども、駐車場の管理につきましては、市の直営、あるいは管理会社に委託する方法等が想定されます。今後、どういった方法にするかは十分検討を行いまして、よりよい方法で管理してまいりたいというふうに考えております。  以上でございます。 ○齋藤昌司議長 10番 木佐木照男議員 ◆10番(木佐木照男議員) ありがとうございました。最後に、市長にお聞きしたいと思います。  前回、この件につきまして私質問したときに、駐車場の整備と、それから障がい者の駐車場を設置してほしいということをお願いしまして、駐車場のほうで障がい者の駐車場は早々に確保していただきまして、実際利用されている方は非常に喜んでいらっしゃいました。今後、駐車場の整備も整うということで期待されておりますので、これにつきましての市長の見解をお願いいたします。 ○齋藤昌司議長 中野市長 ◎中野和信市長 木佐木議員の中央公民館の駐車場の整備の関係でございますが、ご質問の中にもありましたとおり、また新井部長の答弁の中にもありましたとおり、おかげさまで中央公民館の駐車場問題が大分前向きな形で整う動きが出てまいりました。最初はなかなか狭かったですから、立体利用も内部ではいろいろ検討したりしていたのですが、最終的には隣接の地主さんが今回土地を譲ってもらえるということになりまして、そうしますと、東側と西側、両方の出入口が、可能となりますし、まだレイアウトははっきり決めておりませんが、いずれにしましても、1箇所からの出入りが今度は中央公民館を真ん中にしまして、非常にアクセスしやすいというか、利用しやすい形になりました。中央公民館をたどりますと、中央公民館は本館の下地も当時は借地でスタートいたしまして、その後ろにも武州鉄道の跡地、これも民有地でありましたし、一時ゲートボール場で使った土地がありましたが、あれも民有地でありますし、個人の土地です。中央公民館全てが借地、あるいは民有地でございましたが、おかげさまで全ての土地が蓮田市のものとなり、さらに今回、隣接の方が、譲っていただけることになりました。こういうことを考えますと、中央公民館の存在は、やっぱり東口で多くの方々が集い学習する施設として、とても大事な貴重な建物だと思います。数年前になりますが、耐震工事、躯体を残して大幅な大工事を行いまして、加えてそのときに設立以来、創立以来の課題でありました3階までのエレベーターもつけることができましたので、非常に利用される方は喜んでおられます。文化会館は文化会館で大型ステージですけれども、やっぱり日頃のコミュニケーションとか練習とか学習とか、そういうものはああいう公民館施設がとても便利なようでありまして、その意味では今回駐車場もさらに整備されるということでありますので、蓮田市としても、また教育委員会としても、とてもよろしいことではないかと思っております。この方針を社会資本整備総合交付金、国庫補助の事業でありますから、これを導入しながら整備してまいりますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。 ○齋藤昌司議長 11番 秦邦雄議員          〔11番 秦 邦雄議員登壇〕 ◆11番(秦邦雄議員) 皆さん、こんにちは。11番、秦邦雄でございます。齋藤昌司議長の許可をいただきましたので、通告に従い2問一般質問をいたします。  質問の前に、新型コロナウイルスはいまだ猛威を振るっており、医療従事者などのエッセンシャルワーカーの皆様の大変な努力の中、国民待望のワクチン接種が蓮田市でも5月14日から75歳以上の市民の方に向けた集団接種が始まり、まさに今日6月21日の午前9時からは、65歳以上全ての方の予約が可能となりました。このワクチン接種事業は、かつて例がない規模であり、国の計画などについて先が見えず、また、度重なる計画変更がある中で、それらに対応しながら希望する全ての市民の方々に少しでも早く接種しようとしている医療従事者や、市担当部局をはじめとする全ての関係者のご努力に敬意を表すとともに感謝申し上げます。  しかしながら、蓮田市のワクチン接種事業にはやはり問題も見受けられ、さらには市民全体から見れば、接種が完了した人はごく僅かで、まだまだ半年近く続く事業ではないかと思います。  そこで、私は、3月議会でも本件について一般質問しましたが、現在でも引き続き市民の方の最関心事項であると考え、本議会でも質問することといたしました。ちなみに、私を含め、このコロナ関係、7人の方が質問の予定をしていましたし、私で6番目です。  では、1、新型コロナウイルスワクチン事業についてから質問を始めます。  (1)、ワクチン接種の状況等については。  (ア)、接種計画はとして、全体の接種順やそのスケジュール、また要介護者等への接種について、どういう計画かご答弁願います。  次に、(イ)、予約数、接種数と接種率等はについてご回答ください。また、それらについて当初の接種計画との比較ではどうか伺います。  一方で、時々報道などで取り上げられています当日のキャンセル分の取扱いについて、(ウ)、余ったワクチンの廃棄を防ぐ方策はについて、市はどういう対応をしているのか伺います。  続きまして、(2)、本事業の問題点等について質問します。  (ア)、市民からの問合せ、意見等への対応はについて質問であります。  次は、(イ)、デジタル弱者(高齢者等)への対応はについてです。最初の接種対象者が最も情報の伝達手段が限られる高齢者、それも75歳以上という人であったことは、非常に難しい部分があったろうと推察はします。実際、予約開始直後から、私のところにも厳しい声が多く寄せられました。報道では、そのようなことを想定して年齢区分を小刻みにしたり、自治会等の地域別に接種日をあらかじめ決めて通知するなど、予約問題に対する対策を講じている市町村もあるわけです。  そこで質問します。蓮田市においては、どのような検討や対策を講じたのか伺います。  さらに、(ウ)、事業遂行における問題点等はについてご回答ください。  続きまして、(3)、円滑な実施に向けてのうち、(ア)、接種会場での状況はについては、パルシーへの無料シャトルバスについて、私にはある人から、駅まで行くのは大変だという声も寄せられました。シャトルバスの利用率についてもご回答願います。  この項のおしまいは、(イ)、課題と改善点はについてです。今後のワクチン接種事業推進に向けた課題や市内医師会からの要望や調整など、本事業に関する課題や改善点等について回答願います。  では、次の質問に移ります。大項目2、市民からの要望等や一般質問への答弁に関する対応について。  (1)、市民からの要望や苦情等への対応についての質問です。市役所窓口には、常日頃から市民の方々から様々な声が各部署に寄せられていることと思います。窓口の方の対応は優しくていいねなどといった高評価の声も多く聞きます。一方で、残念ながら必ずしもそうでない声も聞こえてきます。  そこで、市民の方からの要望や苦情等に対して、どのように対処しているか質問させていただきます。ここで実例を挙げて質問するのは、質問も一般論では答弁も一般論になってしまい、論点がぼやけてしまいますので、執行部に実態としての認識を持っていただくために、あえて実例を挙げて質問形式としたいと思います。  では、(ア)、実例として、市の遊休地について市民からの購入希望への対応はについて質問いたします。私は、令和元年の6月議会で、市の財政的見地から一般質問を行いました、市が保有する遊休地の利活用等について、これに対して市長からは、土地の有効利用については、質問の趣旨を踏まえて、十分検討しながら、処分できるものは優先的に処分し、将来利用価値があるものについては、それまでの間、有効活用してまいりたいとの答弁をいただきました。市議会だよりで私のこの一般質問を読んだある市民の方から、可能であれば市の土地を譲ってほしいと考えていると、そういう旨の連絡をいただきました。その土地自体は、道路を整備した残りの土地のようでありまして、道路に面して細長い三角形をしており、単独では非常に利用しづらいものと思われる形のものです。私としては、あくまでも公平な手続きの下で市に対応してほしいと考えた次第であります。その年の10月にその市民の方が市役所の担当部署を訪れ、意向を伝えたのですが、それから1年半たった現在においても、市側から何の連絡もないということであります。  そこで、本件について、市の検討状況について伺います。  続きまして、部局横断的な質問になりますが、(イ)、市民から要望や苦情等があった際の対応はについては、当該要望等についての組織的な情報共有の方法について、そして対応方法と進捗管理の方法はについて回答願います。  では、次の質問に移ります。(2)、議会での一般質問に対する答弁内容に係る対応についてです。本件質問の意図としては、議会における一般質問に対して、執行部としてどう対応するのかの意思表示として、研究する、検討する、取り組むなどといった担当部長や市長との答弁があります。この言葉は、どう捉えていいのか正直一部分からない部分もありますが、まずは言葉どおり、額面どおり捉えれば、質問者に対して期待を持たせるような言葉でもあります。それら答弁後の状況について、(1)と同様なロジで質問をいたします。  (ア)、実例として、市の遊休地についての有効利用の検討状況はについては、先ほどの(1)の(ア)と同じ一般質問に関してです。その後の検討状況についてご答弁ください。  続きまして、(イ)、一般質問への答弁内容に関する事後の扱いはについてです。そもそも担当部長や市長などの答弁した内容については、その後、担当部署ではどのように考え、対応しているかご答弁願います。  これで私の1回目の質問を終わります。各担当部長、ご答弁をお願いいたします。 ○齋藤昌司議長 長谷部健康福祉部参事          〔長谷部幸一健康福祉部参事登壇〕 ◎長谷部幸一健康福祉部参事 秦邦雄議員ご質問の新型コロナウイルスワクチン接種事業について、順次お答えいたします。  初めに、ワクチン接種の状況等のうち、接種計画はについてですが、この度の新型コロナウイルスワクチンの接種は、厚生労働省からの新型コロナウイルス感染症に係る予防接種の実施に関する手引や国、埼玉県からの自治体説明会資料などに基づき、市では個別接種、集団接種を併用して実施しているところです。接種順やスケジュールなど、市民の方々には市の広報紙やホームページ、また、個別の郵送などで適宜確定した情報の周知に努めております。高齢者施設や要介護者などへの接種については、関係課を通じて施設の嘱託医や訪問診療の医療機関と調整を行っているところです。  次に、予約数、接種数と接種率等はについてですが、現在、把握できる集計では、6月13日現在、65歳以上の方の予約数は、1回目の予約済みの人数が8,740人、2回目の接種済みの人数が5,674人、接種回数は1回目の接種済みの人数が6,117人、2回目の接種済みの人数が757人です。65歳以上の1回目の接種率は約30.59%、2回目の接種率は約3.79%でございます。また、65歳以上の1回目の予約率は約43.70%、2回目の予約率は約28.37%でございます。接種計画のうえでは、接種を希望する65歳以上の高齢者の接種率を近隣市町の状況やインフルエンザワクチンの接種率などを基に7割程度と見込んでおります。現在の接種状況は、当初の接種計画にほぼ沿った形で進んでおり、国が要請する7月末までの完了に向けて取り組んでまいります。  次に、余ったワクチンの廃棄を防ぐ方策はについてですが、当面の間は、連絡が速やかにつく対象として、集団接種会場に従事している運営職員などを調整しております。また、市民との接触が業務上多い職員などを随時リスト化しております。個別接種については、各医療機関でかかりつけの方など判断していただき、柔軟な対応をお願いしているところでございます。  続いて、本事業の問題点等のうち、市民からの問合せ、意見等への対応はとデジタル弱者、高齢者等への対応については、ワクチン接種が感染収束の決め手ということで、当初申込みが殺到いたしました。予約がすぐ満員になり、コールセンターへの電話もつながらないということや、インターネットやLINEでの予約の方法についての質問が主な問合せ、意見などでございます。  6月7日からは個別接種を開始し、予約枠が広がりました。電話回線も当初の8回線から2回線増やし、電話で受け付ける予約枠の割合を大きくするなど対応いたしました。また、職員によるスマホの入力操作支援を市役所の相談窓口のほか、各公共施設でも行い、少しずつ予約をお取りいただいております。  次に、事業遂行における問題点等はについてですが、国の要請に基づき、65歳以上の高齢者への接種の2回目を含め、7月末までに終了し、その後は64歳以下の方々の早期接種を目指すことになります。このような中で、接種を希望されるものの、予約をお取りいただけていない高齢者の方などについては、一定の時期を設けて個別接種での優先的な枠を指定するなどの何らかの対応が必要と考えております。  続いて、円滑な実施に向けてのうち、接種会場での状況はについてですが、現在のところ、集団接種会場においては、1,000人実施時においても円滑に接種が進められているものと考えております。また、蓮田駅東口から集団接種会場であるパルシーまでの無料シャトルバスにつきましても、5月は6日間で延べ519人、接種者数に対する割合で約10%と多くの方にご利用いただいております。  今後につきましては、集団接種は一度に多くの方に接種することができることから、1日当たりの接種回数をなるべく増やし、また、2回目の予約を取りやすくする必要があると考え、職員による予約の取り組みを始めたところでございます。  次に、課題と改善点はですが、今後は接種対象者の年齢階層が移ってまいります。高齢者に対する接種体制とは違う要素を検討する必要があると考えております。また、市内の医療機関においては、通常診療のほか、市からお願いしている各種の健康診査やがん検診事業、新型コロナワクチン以外の予防接種など、保健事業に日頃からご協力をいただいています。身近な個別接種を推進することは、接種を受ける市民の方にとっても利便性が高いことは言うまでもありません。先生方からのご意見や要望については、適切に対応してまいりたいと思います。  今後も職場や大学での接種など大きな動きや国、県との接種記録の情報共有など、早急な対応が必要となる新たな業務が日々生じることが考えられます。今回の新型コロナウイルスワクチン接種は、国が示した当初の想定とは異なる展開が続き、引き続き状況の変化を見極めなければなりません。市としては、接種を希望される市民の皆様に対して円滑な接種が行われるよう、できる限りの対応をしてまいりたいと考えております。ご理解賜りますようお願いいたします。 ○齋藤昌司議長 吉澤総務部長          〔吉澤正剛総務部長登壇〕 ◎吉澤正剛総務部長 秦邦雄議員のご質問、市民からの要望等や一般質問への答弁に関する対応について、順次お答え申し上げます。  初めに、市民からの要望や苦情等への対応の実例として、市の遊休地について市民からの購入希望への対応でございます。実例として挙げられました市有地についてですが、現況は近隣の市民の方々のごみ集積所等として利用されている土地となっております。草刈り等も含めて利用されている市民の方々に管理していただいているものでございます。ごみ集積所は、行政財産として分類していて、現在は、先ほども申し上げましたが、市の所有地として、近隣の市民の方々のごみ集積所として利用していただいておりますので、お譲りすることは現状では難しい状況であるとの説明をさせていただいております。このような状況を踏まえて、検討をしているところでございます。  次に、市民からの要望や苦情等があった際の対応についてお答え申し上げます。市民からの要望等につきましては、様々な事案があるところでございます。速やかに解決が図れるものについては、速やかに対応しているところでございますが、予算の確保が必要なものや市役所の内外において調整が必要なものにつきましては、検討や調整の時間をいただくこともございます。  次に、議会での一般質問に対する答弁に係る対応の実例として、市の遊休地について有効利用の検討状況についてお答え申し上げます。令和元年6月議会でご質問をいただきました市有地についてでございますが、草刈り等の管理は行っておりますが、現在、有効な利活用ができていない箇所となっております。ご質問いただいた後に、改めて内部で検討したところでございますが、当該市有地の状況を鑑みますと、なかなか有効な利活用の方法が見当たらない状況でございます。引き続き、適正な管理を行いながら、有効な利活用に向けて検討してまいりたいと存じます。  次に、一般質問への答弁内容に関する事後の扱いについてお答え申し上げます。一般質問で答弁した内容につきましては、議会終了後、市長、副市長、部長、課長が同席をしまして、所管事業のヒアリングを行っております。そこで、一般質問での質問及び答弁内容の整理を行い、再確認をするとともに、問題意識の共有化を図っております。所管課長はもとより、担当職員においても共通の認識を共有しているところでございます。それを踏まえて、所管課において質問事項を検討し、解決できる事項については、解決に向けて取り組んでいるところでございます。また、検討の結果、すぐに解決できないようであれば時間を要することになりますが、引き続き検討や調整を重ね、解決に向けて取り組んでいるところでございます。  以上でございます。 ○齋藤昌司議長 11番 秦邦雄議員 ◆11番(秦邦雄議員) 両部長、ご答弁ありがとうございました。それでは、再質問をさせていただきます。  初めに、大項目1の(1)のうち、(ア)、接種計画はについてですが、先ほどの答弁でははっきりしなかったのですが、高齢者施設の入居者でありますとか、自宅で介護を受けている人への接種は、まだ開始されていないということでしょうか。急ぐ必要があると思いますが、いかがでしょうか。 ○齋藤昌司議長 長谷部健康福祉部参事長谷部幸一健康福祉部参事 再度のご質問にお答えいたします。  現在、個別接種の開始と併せまして、高齢者施設や往診での接種も開始しております。高齢者施設や個別医療機関と調整して接種を推進しているところでございます。  以上でございます。 ○齋藤昌司議長 11番 秦邦雄議員 ◆11番(秦邦雄議員) では、続きまして、優先接種についてです。保育園、幼稚園、学童保育に従事されている方、学校の教職員、さらには民生委員の方々などとともに、特に子どもたちや高齢者との接触は避けられない人も優先接種を考慮すべきと考えますが、いかがでしょうか。 ○齋藤昌司議長 長谷部健康福祉部参事長谷部幸一健康福祉部参事 再度のご質問にお答えいたします。  現在は、65歳以上の高齢者の接種を進めているところでございますが、その場合のキャンセルが生じたときなど、対象者リストに加えることなどを積極的に検討してまいりたいと考えております。  以上でございます。 ○齋藤昌司議長 11番 秦邦雄議員 ◆11番(秦邦雄議員) 今、ご答弁いただいた内容では、決して積極的に検討をしているというふうには私にはちょっと思えないわけであります。むしろ消極的なキャンセル用のリストに計上していると、そうではなくて、ぜひ積極的に優先枠を設けていただきますよう要望いたします。  続けて質問です。「広報はすだ」6月号では、集団接種は9月末までとなっていますが、これで十分な市民の接種機会は確保できるのでしょうか。 ○齋藤昌司議長 長谷部健康福祉部参事長谷部幸一健康福祉部参事 集団接種、現在9月末の予定で進めているところでございますが、国や県での大規模接種会場での接種、また、職場及び学校での接種、こういった形で接種が開始されております。今回のワクチン接種につきましては、日々状況が変化、変更しているところでございます。現在のところ、この集団接種の9月までとしているところですが、今後の状況を見ながら、期間の延長などについても検討してまいりたいと考えているところでございます。  以上でございます。 ○齋藤昌司議長 11番 秦邦雄議員 ◆11番(秦邦雄議員) 続けて質問させていただきます。  64歳以下の接種対象の人に対してのクーポン券の送付については、国や県の集団接種を利用してもらうためにも早期に行うことが必要と考えます。予定は、どのように考えていますでしょうかと質問しようと思ったのですが、これは既に別の議員に答弁にありましたので、その答弁をもって了解しました。  それで、それに関しての質問であります。基礎疾患をお持ちの方や高齢者施設等での従事者などの方々については、いわゆる優先すべき方々についてですが、年齢区分を設けるのではなくて、一律に優先的に接種できることとすべきと考えますが、いかがでしょうか。 ○齋藤昌司議長 長谷部健康福祉部参事長谷部幸一健康福祉部参事 再度のご質問にお答えいたします。  基礎疾患をお持ちの方、または障がいをお持ちの方、高齢者施設の従事者の方、いろいろ対象者をそれぞれ考慮しながら、接種順位を考えていかなければならないと思っております。蓮田市においても、基礎疾患がある方については、今後の64歳以下の通知に関しまして、予約枠を、予約の開始時期を別に設けるなど対応していきたいと思っておりますし、障害者手帳、あと各種の手帳というのでしょうか、その手帳をお持ちの方などについても、ある程度一律に対応を考えたいと思っているところでございます。接種につきましては、早め早めの対応の中で、ある程度取りまとめた形で進められればと思っているところでございます。  以上です。 ○齋藤昌司議長 11番 秦邦雄議員 ◆11番(秦邦雄議員) 今のご答弁を前向きに捉えると、単に年齢区分にきちっと当てはめるのではなくて、状況を見ながら進めていくということなので、ぜひ少しでも早く待っている人によろしくお願いしたいと思います。  次に、(イ)、予約数、接種数と接種率等はについてですが、65歳以上の接種について、全国平均や埼玉県平均と比較して、蓮田市の接種率はどうかについても、既に別の議員の方への答弁にありましたので、それで了解いたしました。  次に、(ウ)、余ったワクチンの廃棄を防ぐ方策はについてです。これも他の議員から、キャンセル分をどう扱うかというのは公表すべきではないかということを要望されている方もいまして、私もまさしくそう思います。  では、実際に廃棄したワクチンというのは、これまであったのでしょうか。 ○齋藤昌司議長 長谷部健康福祉部参事長谷部幸一健康福祉部参事 再度のご質問にお答えいたします。  現在のところ、集団接種においては、これまで廃棄までしたワクチンはございません。  以上でございます。 ○齋藤昌司議長 11番 秦邦雄議員 ◆11番(秦邦雄議員) 今の答弁で安心した部分はあります。  続いて、(2)のうち、(ア)と(イ)を併せてご答弁いただきましたので、併せて再質問させていただきます。市職員によるスマホ入力支援を行っているとのことでありますが、周知はどのように行ったのでしょうか。 ○齋藤昌司議長 長谷部健康福祉部参事長谷部幸一健康福祉部参事 再度のご質問にお答えいたします。  市職員による入力支援についてですが、市役所市民ホールの相談窓口では、委託による相談の一環として、当初から入力支援を実施しておりました。予約受付開始日の対応として、委託の相談窓口と連携する形で、市職員の応援により入力支援を実施するということから、改めて周知はしておりません。また、公共施設では、入力方法を詳しく記載したチラシを置く方法でお問合せに対応しているところでございます。  以上でございます。 ○齋藤昌司議長 11番 秦邦雄議員 ◆11番(秦邦雄議員) 関連して、市職員によるスマホ入力支援でありますとか、そもそも市役所市民ホールでのワクチン接種相談窓口の開設といった既に実施中の内容でありますとか、加えて個別接種の予約状況や他市が行っているいわゆるワクチンメーターといった市全体の進行状況など、市民が必要とし、安心するための情報について、情報発信が不足していると思われますが、いかがでしょうか。 ○齋藤昌司議長 長谷部健康福祉部参事長谷部幸一健康福祉部参事 再度のご質問にお答えいたします。  これまで多くの問合せをお電話と窓口等でもお受けしてまいりました。そういった方々には、直接ご説明をする機会として丁寧に説明、またご案内をしてきたところですが、確かに市のホームページ、「広報はすだ」、回覧、個別通知など、十分な情報の発信、周知を進めてきたところではございますが、確かに至らない点が多いようにも感じます。今後、情報発信の強化に努めてまいりたいと思います。  以上でございます。 ○齋藤昌司議長 11番 秦邦雄議員 ◆11番(秦邦雄議員) 大変忙しい中だとは思いますけれども、市民も全体像を把握したいと、この市にどれだけワクチンが来ているのだろうかとか、予約はどうなっているのだろうかという情報も非常に皆さん知りたがっていると思っております。よろしくお願いします。  次の質問に移ります。電話での予約申込みができないことについては、他の議員のご指摘のように、私も多くの人に言われました。これらの人々には、大きな不安やストレスにつながったものと思います。先週の時点でも、何度電話かけてもつながらないという声もまだありました。このような混乱を避けるべく、他の自治体が行っているような年齢階層を細かく区分することでありますとか地域別に行うなど、高齢者、特に75歳以上の多くの方がデジタル弱者であるとの認識の下、柔軟な実施について検討しなかったのでしょうか。 ○齋藤昌司議長 長谷部健康福祉部参事長谷部幸一健康福祉部参事 再度のご質問にお答えいたします。  初回の申込み枠が満員となった後、新たに予約枠の開放の日、それぞれの日にはコールセンターに電話がつながらない状況となり、大変ご迷惑をおかけいたしました。この状況を踏まえ、6月1日からは電話オペレーター2名増やして対応を行っております。また、65歳から74歳までの予約の開始に当たっては、年齢層を2つに分けて予約を開始するなど、状況を見ながら随時改善を図っているところでございます。  以上でございます。 ○齋藤昌司議長 11番 秦邦雄議員 ◆11番(秦邦雄議員) 結果としまして、高齢者、先ほど特に75歳以上と申し上げたのですが、多くのデジタル弱者の方に対して、優しく柔軟な計画に至らなかったのではないかということ、非常に残念だったと思います。  次に、(ウ)、事業遂行における問題点等はについてですが、ワクチン接種を希望するも、電話予約はできない高齢者への接種機会については、別途検討されているとの別の議員の答弁にありましたので、了解しました。ここでは、その答弁をいただきましたので、再質問は省略させていただきます。  そこで要望です。その周知でありますとか把握の仕方など、さらには接種そのものについて、デジタル弱者の方に十分に寄り添った方法でお願いしたいと思います。  では質問です。65歳から70歳の接種の予約開始日、まさしく今日です。今日、6月21日から始まった、今日予約できる新たな集団接種の開始日が7月9日であります。7月末までに65歳以上の高齢者の接種を2回完了するとすれば、2回目の接種スケジュールを考慮すれば、あした、7月10日、3週間の間を空けるので、7月10日までに4,900人を対象として、実質何割かということはありましょうが、例えば7割としたとしても4,000人近い人の1回目の接種が終わっていなければなりません。この状況について、どう考えているのでしょうか。 ○齋藤昌司議長 長谷部健康福祉部参事長谷部幸一健康福祉部参事 再度のご質問にお答えいたします。  現在、6月21日以降7月9日までの予約枠については、ある程度の空きがございます。7月末までに65歳以上の希望する方全てというのは、計画上、そのように進めているところでございます。そのうえで、ワクチンの接種は継続して、その後も継続してまいります。また、個別接種でのご協力、集団接種でのできる限りの接種回数の増加については、引き続き検討しているところでございます。  以上でございます。 ○齋藤昌司議長 11番 秦邦雄議員 ◆11番(秦邦雄議員) さらに、7月末の完了に関わる再質問であります。  6月13日現在の1回目の予約は8,740件ということでありました。この時点では、75歳以上の人のみが予約可能だったと記憶しておりますので、接種率ではなくて予約率について見れば、対象者が1万1,000人ですから79.45%、約8割の人が予約している、したいと言っている。実際の接種にほとんどの人が結びつくのだろうと思います。したがって、市が想定した7割というのを既に1割上回っていることになります。仮に8割として65歳以上に置き換えますと、対象者が全体で2万人ですから、その1割の方の2回分として約4,000回の当初計画に対する追加分が発生することになり、加えて、75歳以上の電話での未予約者対応も必要です。それでも7月末完了は可能なのでしょうか。県や国には、そう報告しているのでしょうか。 ○齋藤昌司議長 長谷部健康福祉部参事長谷部幸一健康福祉部参事 再度のご質問にお答えいたします。  現在、蓮田市だけの接種会場としての確かに計算上、実施計画というのは立ててまいりました。ただ、そこに加えて国や県の大規模接種会場であるとか、職場での接種等々の動きもございます。そういったことも含めて、また施設内での接種の方も含めていろいろ考えた上で、現在のところ国や県に対しては、蓮田市においても7月末の完了を目指すということで報告をしているところでございます。  以上でございます。 ○齋藤昌司議長 11番 秦邦雄議員 ◆11番(秦邦雄議員) ぜひその報告のとおり、接種枠を増やしながら7月末を目指していただければと思います。  次の質問です。個別接種について、現在の一月当たりの接種数は何件でしょうか。 ○齋藤昌司議長 長谷部健康福祉部参事長谷部幸一健康福祉部参事 再度のご質問にお答えいたします。  個別接種につきましては、各実施の医療機関の先生方から集計を取りまとめております。その集計を基に考えますと、現在では1か月当たり約7,500回程度と考えております。  以上でございます。 ○齋藤昌司議長 11番 秦邦雄議員 ◆11番(秦邦雄議員) その一月当たりの個別接種の回数も当初よりもかなり増えてきたなと、そこは市内の医療機関の方、それから市役所の方のご努力の結果だと思います。  次の質問です。主に8月以降開始される64歳以下の接種予定数というのは、あくまでも計算上になりますけれども、その人口から推計しますと、2回分で約5万回になります。にものぼるわけです。一方で、集団接種日については、先ほど9月末ということを予定しているということでありましたが、8月は6日間と、前の6月、7月と比べても少なくなっていますし、9月はどのぐらいされるかというのは分からないのですけれども、仮にこれまで最多の6月と同じ10日間とすれば、合計で8月、9月合わせて16日、1日当たり1,000回ですから、接種回数約1万6,000回になるのでしょうか。先ほど5万回が8月以降必要になるのではないかと申し上げたところですから、残りの3万4,000回について、個別接種で対応するとなるわけです。そうした場合に、仮に11月まで、11月というのは政府が10月もしくは11月に完了したいというふうに言っているものですから、仮に11月までとすると、8月から4か月で行うと、一月当たり約8,500回必要という計算になります。集団接種が翌9月で終了して、個別接種が一月当たり、先ほどのご答弁で7,500回というのでは、政府が接種完了の目標としている10月、遅くとも11月には接種が終了する見込みは非常に厳しいと思われますが、いかがでしょうか。 ○齋藤昌司議長 長谷部健康福祉部参事長谷部幸一健康福祉部参事 再度のご質問にお答えいたします。  政府が目標とする10月から11月までの接種が完了というお尋ねでございますが、現在の市の実施計画では、全ての市民の方への接種完了は年内ということで予定しております。ただし、現在の実施計画は、市単独での接種が前提となっているところでございまして、国や県による大規模接種会場での接種や職域、学校での接種は考慮されておりません。今後は、これらの実施状況を見極めつつ、希望する全ての方に早期に接種が完了できるよう、計画の見直しを随時行ってまいりたいと思います。  以上でございます。 ○齋藤昌司議長 11番 秦邦雄議員 ◆11番(秦邦雄議員) いつまでに終わるかという話、またのちほど質問させていただければと思いますが、ちょっと先に行きまして、(3)のうち、(ア)、接種会場での状況はについてであります。パルシーの広さから、会場を歩くのがなかなか大変だった人がいたと聞いております。その会場での対応はどのように指導しているのでしょうか。 ○齋藤昌司議長 長谷部健康福祉部参事長谷部幸一健康福祉部参事 再度のご質問にお答えいたします。  集団接種会場につきましては、一度に多くの方が安心して接種できる環境が必要であるというふうに考えております。このことを踏まえ、会場の選定などを行ったところでございます。会場内での移動につきましては、必要な方には車椅子の利用等をご案内しているところでございます。  以上でございます。 ○齋藤昌司議長 11番 秦邦雄議員 ◆11番(秦邦雄議員) 車椅子を利用される方は利用しているということでありましたが、ふだん車椅子は使っていないのだけれども、歩くのにやや心もとないという方もいらっしゃるはずであります。そんな人を見かけましたら、優しい対応をぜひお願いしたいと思います。  次に、(イ)、課題と改善点はについてであります。答弁にありました高齢者等の接種体制とは違う要素ということを先ほど答弁でおっしゃいましたが、とは具体的に何を想定されているのでしょうか。 ○齋藤昌司議長 長谷部健康福祉部参事長谷部幸一健康福祉部参事 今後、いろいろ状況の変化に応じて考えていかなければならない点が多々あるということでございまして、国や県などの大規模接種会場、これの進捗の状況、あとは職域や学校での接種など、いわゆる市外での接種、接種対象者が希望する接種場所、時間の変化などは、これは考慮していかなければならないと思っているところでございます。今後、これら状況の変化を見極めつつ対応していきたいと考えております。  以上でございます。
    齋藤昌司議長 11番 秦邦雄議員 ◆11番(秦邦雄議員) ちょっと中身、具体的ではなかったので、具体的に申し上げますと、64歳以下の人への円滑な接種に向けては、基本的に土曜日、日曜日をどう使うか、非常に大事なポイントかと思います。現在の集団接種と個別接種の日程では、ほとんど計画されておりません。土曜日、日曜日の接種枠を大幅に増やす必要があるのではないかと考えます。集団接種の予定では、8月は土曜日が1日、祝日が1日ありますが、日曜日はありません。ちなみに、6月と7月を見ますと、合わせてこの2か月で土日はたった1日のみ集団接種が設定されていたということであります。個別接種では、土曜日の接種は診療機関の約半数が予定されて行っていただいていますけれども、接種数というのは土曜日ということがありまして、平日と同じかどうかは分かりませんが、一般的には半日診療だとか、時間が短いことが想定されます。さらに、日曜日について今公表されている接種日を見ますと、1機関のみ日曜日はやっているという状況であります。この状況を踏まえますと、個別接種機関のさらなるご協力と集団接種の継続が必要と考えますが、いかがでしょうか。 ○齋藤昌司議長 長谷部健康福祉部参事長谷部幸一健康福祉部参事 再度のご質問にお答えいたします。  確かに、これから考えていかなければならない要素として、単に実施日の回数だけを増やすことだけではなく、やはりお越しいただけるその曜日等も検討していかなければならないと思っております。現在のところ、集団接種においては、8月中には8日間を予定しているところでございます。9月については、7日間を予定しているところでございます。個別接種のほうも当然先生方のご協力をいただくことで、早期の接種を推進するということにつながりますので、日曜日での実施を先生の中でお願いできないかということで進めているところでございます。はっきりとご了解をどこどこいただけたというのはこれからでございますが、お話を進めてまいりたいと思っているところでございます。  以上です。 ○齋藤昌司議長 11番 秦邦雄議員 ◆11番(秦邦雄議員) 続きまして、接種計画全般についてです。先ほど年内を目指しているということだったのですが、ぜひ市単独でも11月末を目指して、それで結果として国や県に行って打っていただく方がいて、全体ではもっと早まるというような計画で見直しをしていただければと思っております。  続いての質問であります。国や県からのワクチン供給量というのは十分かということでありましたが、これも既に他の答弁で了解しました。  では、続きまして、大項目2、中項目(1)のうち、実例として、市の遊休地について市民からの購入希望への対応はについて再質問であります。他部局との調整などについて、ある程度時間がかかることは理解できますけれども、それでも1年半以上は長いと思います。検討段階で、今はこういう状況ですとか、例えば駄目との結論であれば、こういう理由で譲渡は困難ですの連絡があってしかるべきだったと考えます。このことについてどう考えますでしょうか。 ○齋藤昌司議長 吉澤総務部長 ◎吉澤正剛総務部長 再度のご質問にお答えいたします。  今回の実例として挙げられた件につきましては、状況につきましては先ほどご答弁で申し上げましたけれども、市のほうといたしましては、相手方のご意向に対しまして、市の説明が相手方にうまく伝えることができていなかったこと、また、相手方への連絡ができずに時間がたってしまったことによるものと考えております。先ほど議員もおっしゃいましたけれども、相手の方が連絡を待っているという認識、検討状況の報告をしていれば、時間がかかったとしても相手方の方にご理解を得られるということができると考えております。今後、時間がかかる案件である場合は、経過報告をするなど、相手の立場に立った対応を心がけてまいりたいと考えております。 ○齋藤昌司議長 11番 秦邦雄議員 ◆11番(秦邦雄議員) 先ほどの質問に対して答弁がなかったのですけれども、上司に報告したかということを再度確認いたします。つまり組織的に情報共有が図られたかという点についてご答弁願います。 ○齋藤昌司議長 吉澤総務部長 ◎吉澤正剛総務部長 再度の質問にお答えいたします。  要望等様々なものが寄せられた場合には、その内容によりまして判断することになりますけれども、どのポストまで情報共有するかは、報告を受けた上司が適切に判断しているものでございます。ですので、上司への報告というのはしている状況でございます。ただ、先ほどの繰り返しになりますけれども、相手方にうまく伝えられていなかったということですので、相手に理解してもらえるような説明を心がける必要があると考えております。  以上でございます。 ○齋藤昌司議長 11番 秦邦雄議員 ◆11番(秦邦雄議員) 状況に応じて組織的に内々で情報共有を行っているというお答えがありました。では、その要望や苦情等の内容によって、どのポストまで情報共有を図るかという線引きはあるのでしょうか。 ○齋藤昌司議長 吉澤総務部長 ◎吉澤正剛総務部長 再度のご質問にお答えいたします。  繰り返しになりますけれども、要望等は様々なものがありますので、その内容により判断することになると思います。どのポストまで情報共有するかは、報告を受けた上司が適切に判断するというものでございます。  以上でございます。 ○齋藤昌司議長 11番 秦邦雄議員 ◆11番(秦邦雄議員) 今のご答弁、その都度の判断であり、内容によってどうするかというのは担当者の判断ということであります。  改めて確認しますが、基準はないという答弁ですので、まさしく担当者の判断ということでありましょうか。 ○齋藤昌司議長 吉澤総務部長 ◎吉澤正剛総務部長 再度のご質問にお答えいたします。  担当者の判断かというようなご質問でございますけれども、組織におきましては、報告、連絡、相談は大切な仕組みでございまして、窓口担当者は担当リーダーに報告、連絡、相談を行いまして、担当リーダーは所属長等上司に報告をするということになります。  以上でございます。 ○齋藤昌司議長 11番 秦邦雄議員 ◆11番(秦邦雄議員) 今いただきました答弁の内容というのは、組織のあるべき姿であり、理想を言っているものと考えます。昨年6月議会で私が一般質問をしました、県への補助金申請に係る不祥事も、組織内の意思疎通の不足から生じたものというふうに私は捉えております。では、なぜそのあるべき姿から外れて、今回でありますとか1年前の事例が生じてしまったと考えますでしょうか。 ○齋藤昌司議長 吉澤総務部長 ◎吉澤正剛総務部長 再度のご質問にお答えいたします。  先ほど議員から引き合いに出ました県の補助金の関係、これについては当人のコンプライアンスの問題が非常に大きかったのかなと考えております。もちろん職場内での情報共有が大切というふうには考えております。日頃から報告、連絡、相談をしやすい環境が必要であると考えておりまして、引き続き、風通しのよい職場環境づくりに努めてまいりたいと思います。 ○齋藤昌司議長 11番 秦邦雄議員 ◆11番(秦邦雄議員) 今回の先ほど申した実例を踏まえまして、同様のことがほかにないか、全部署横断的に確認する必要はないのでしょうか。私はあると思いますが、いかがでしょうか。 ○齋藤昌司議長 吉澤総務部長 ◎吉澤正剛総務部長 再度のご質問にお答えいたします。  全庁的に横断的に確認する必要があるのではないかというようなご質問でございます。職場内で日頃から報告、連絡、相談をしやすい環境づくりに努めていくことが、先ほど申し上げましたが、大切なことだと思っております。そのうえで、管理監督職員が部下職員の業務状況を把握し、進行管理を行う必要があると考えておりますので、改めて全職員に対する周知に努めてまいりたいと考えております。 ○齋藤昌司議長 11番 秦邦雄議員 ◆11番(秦邦雄議員) 周知と確認は、中身的にはちょっと違うかなとは思いますけれども、よろしくお願いします。  ここで副市長に質問させていただきます。私の今回の質問の趣旨は、まずは市民からの要望等があり、その回答にかなり時間かかっているという事例があるということを明確にすることであります。担当部署での本件検討状況につきましては、先ほど部長答弁いただきましたけれども、その内容から執行部の方々はどういう状況だったかというのは十分理解されているのかなと思っております。これはあくまでも一例であり、同様のことがまだある可能性もありますし、このようなことが今後起こらないよう、組織的に管理が必要だろうと考えた上での質問であります。一般論だと、質問は一般論の回答になってなかなか実がないということで、あえて実例として挙げさせていただきました。この担当部署がどうのこうのと言っているわけではなくて、組織的に十分な対応ができていなかった事実を踏まえまして、なぜそういう事態となったのか明らかにすることにより、市民に寄り添った行政という基本に立ち返って、執行部に今後の対応を考えてもらいたいゆえの質問であります。副市長は、どのようにお考えでしょうか。 ○齋藤昌司議長 新井副市長 ◎新井勉副市長 秦議員のご質問でございます。先ほど部長が答弁したように、今回の事例を挙げていただいてのご質問でございますけれども、担当部署のほうは、認識としては相手方に今回はこれはちょっと難しいのではないかということでお話をされたようでございますけれども、受ける側の立場で考えますと、ちょっとその辺がうまく伝わっていない、若干説明不足の点もあったのではないかというふうに思います。やはりできないものももちろんございますので、その辺はきちんとしっかりと説明をする必要もありますし、中には結論が出るまでに時間かかるものもございますので、そういう場合であれば、そういった説明も併せて、こういう理由でちょっと時間を要しますということでお話をするというのも必要なことだったと思っております。その辺、やはり全庁的にきちんと精査していきたいというふうにも思っております。  また、この職員の、何回も総務部長、報連相という、いわゆる報告、連絡、相談です。これを申し上げておりまして、それが基本だと私も思っております。常に報告、連絡、相談、これを忘れることなく職務に当たる必要があるというふうに思っておりますので、その辺も含めて職員のほうには指導してまいりたいというふうに考えているところでございます。よろしくお願いいたします。 ○齋藤昌司議長 11番 秦邦雄議員 ◆11番(秦邦雄議員) 続きまして、中項目(2)のうち、小項目(ア)、実例として、市の遊休地についての有効利用の検討状況はについての再質問に移ります。  検討した結果、具体的に成果が見られた案件はあるのでしょうか。 ○齋藤昌司議長 吉澤総務部長 ◎吉澤正剛総務部長 再度のご質問にお答えいたします。  具体的成果ということでございますけれども、利活用できました市有地については、実績を申し上げさせていただきたいと思います。令和元年度につきましては、資材置場として2件の賃貸借契約を行いました。令和2年度につきましては、1件の払下げ、それから資材置場、駐車場に利用するため、3件の一時貸付けの賃貸借契約を行っております。また、今年に入りまして、旧福祉事務所を解体いたしまして、その跡地を図書館の駐車場として整備をいたしまして、現在、市民の皆様にご利用いただいている状況でございます。  以上でございます。 ○齋藤昌司議長 11番 秦邦雄議員 ◆11番(秦邦雄議員) では、検討した結果、逆に有効利用につながらなかったものについて、いつどのように検討して、なぜ利用にまで結びつかなかったのか答弁をよろしくお願いします。 ○齋藤昌司議長 吉澤総務部長 ◎吉澤正剛総務部長 再度のご質問にお答えいたします。  利活用に結びつかなかったことについてということでございますけれども、一般質問をいただいてから、改めて検討させていただいたところでございますけれども、代替地として所有している土地であれば、例えばですけれども、砂利を敷いて駐車場といたしますと、後の利用に支障が出てきてしてしまう場合がございます。後の利用に支障がないようにするには、例えば先ほど例で挙げましたけれども、一時的な資材置場としての利用も考えられますけれども、この場合、利用の申出がないと有効な利用はできないというようなことになります。また、不整形であったり、間口が狭小であったりするため、利活用されていない土地もございます。引き続き、適正な管理を行いながら、利活用に向けて検討してまいりたいと思います。どうぞよろしくお願いします。 ○齋藤昌司議長 11番 秦邦雄議員 ◆11番(秦邦雄議員) 遊休地の一昨年の6月の一般質問で、私の質問に対して市長の答弁の中で具体的に挙げられていました馬込1丁目の現況遊休地になっている市有地について、その検討状況についてはいかがでしょうか。 ○齋藤昌司議長 吉澤総務部長 ◎吉澤正剛総務部長 再度のご質問にお答えいたします。  馬込1丁目の市有地の状況でございますけれども、当該市有地は、今まで草刈り等の管理はしておりましたけれども、有効な利活用はできておりませんでした。一般質問をいただきまして、改めて担当部署では検討を行いましたけれども、現在の状況を鑑みますと、なかなか有効な利活用の方法が現在のところ見当たらない状況でございます。引き続き、適正な管理を行いながら、利活用に向けて検討してまいりたいと存じます。  以上です。 ○齋藤昌司議長 11番 秦邦雄議員 ◆11番(秦邦雄議員) では、次の小項目(イ)、一般質問への答弁内容に関する事後の扱いはの再質問に移ります。  まず、市長に質問させていただきます。市長が答弁で検討するでありますとか、取り組むと回答された時点で、それらの項目についての対応に関しては、担当部局に対して、ある意味業務命令を下したものというふうに私は考えます。まさに市長としても、そういうお考えだと思われますが、いかがでしょうか。 ○齋藤昌司議長 中野市長 ◎中野和信市長 秦邦雄議員のご質問、大きな2問目、市民からの要望、また一般質問への答弁書、大きなくくりは。そのうち、一般質問への答弁内容に関する事後の取扱いでありますが、具体的な閏戸の市有地、遊休土地、また今の蓮田地区の市有財産につきましては、今の現状は部長答弁したとおりなのですが、皆さんからいただいた特に一般質問の場合には、ちょうど議会と議会の合間に所管事業の打合せやっておりまして、予算議決をもらったり、あるいは予算が議決をもらっていなくても、各所管でいろいろな事業の進行管理やっていますので、部単位でやっているのですが、その際に議会でいろいろ質問を受けたり、あるいは答弁したり、その内容のチェックはやっております。全議員の皆さんからいただいた全ての項目についてチェックして、約束したこと、あるいは約束できなくて、残念ながら現況を報告したぐらいの答弁とか、今回のテーマにつきましても、一応一般質問の答弁いただきまして、内部検討いたしましたが、なかなか結論が見いだせないというのが正直なところでございます。したがって、また鋭意検討させていただきますと、それでは納得されないと思いますけれども、一応そういう答弁にさせていただきます。特に市民の皆さんからの要望、また議員の皆さんからの要望の今回の質問の中身、市有財産に関するこの関係は、ちょっと話それてしまうかもしれませんが、蓮田市の財源は非常に微妙な取扱い、過去の歴史の中でもされておりまして、一旦市有財産になりますと、基本的には6万2,000人弱の方々の財産です。取得するときには、これは市が必要なわけですから、ある程度の弾力的なことは了解いただいたり、許されると思っているのですが、処分するときには蓮田の歴史の中では大変厳しくて、ご存じのように公有財産処分審議会という審議会を蓮田市は持っています。恐らく埼玉県内でも、この審議会を持っているところはないのではないかと思いますが、全国的には珍しいと思うのですが、それほど過去の経緯でこの市有財産の処分については、非常に敏感といいますか、いろいろな経緯があるのですけれども、処分審議会をつくった経緯はあるのですけれども、それはこの場では申し上げませんが、いずれにしましても、公有財産処分審議会で審議いただいて、場合によっては駄目、あるいはやむを得ない、そういう段階に一つの経なければならない組織がありますので、条例で定められている審議会ですから、その辺もあるから、各課趣旨は十分分かった場合でも、なかなか即担当課の判断でいいでしょうとか、我々の判断でやむを得ないだろうということができない、よく調べる、そういうことでどうしても時間がかかってしまう、そういう蓮田市独自の事情がございます。  いずれにしましても、戻りますけれども、一般質問、あるいは市民の方々の要望はそのままになっているわけではありませんので、何らかの結論は出したいと思いますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。 ○齋藤昌司議長 11番 秦邦雄議員 ◆11番(秦邦雄議員) 今の市長へ聞いたことは、なかなか入っていないなと思ったのです。ただ、きちんと議会が終わった後で検討されているということなので、そういう面では市長の意向は各部署に伝わっているというふうに理解しました。  それで、過去分を振り返ると、つまりその議会だけではなくて、それ以前の部分も含めて、そういう項目の管理、進捗管理というのは、組織全体で行うべきと考えます。それで、その件については副市長に伺います。やはりなかなかできる、できない、終わったということも含めて、直近の議会だけではなくて今までの議会なりで取り上げられたこと、全体的な管理、組織立った管理というのはどのようにされているか、またはする必要があると思っていますが、いかがでしょうか。 ○齋藤昌司議長 新井副市長 ◎新井勉副市長 お答えを申し上げます。  今、部長並びに市長のほうから答弁があったとおり、市のほうでは年4回、所管事業のヒアリングというのを行っております。その中で、一般質問での質問、また答弁内容の整理等を行い、再確認をして問題意識の共有化を図っているところでございます。また、日々の業務の中で頻繁に様々な打合せを行っており、少しでも物事が前に進むように取り組んでおるところでございます。私も本当に毎日毎日のように様々なテーマについて打合せをさせていただいております。そういう積み重ねというのが非常に大事なことだろうというふうに思っております。そういう中で、現実的な進捗管理というのもされておりますし、時が過ぎてしまいますと、なかなかそれをまた掘り起こしてというのも大変な作業になってくるのかもしれませんけれども、常にそういった積み重ねをしていくということが大変必要なことかなというふうに感じているところでございます。  以上でございます。 △会議時間の延長 ○齋藤昌司議長 この際、会議時間の延長をいたしておきます。  暫時、休憩いたします。          休憩 午後 4時34分          再開 午後 4時50分 ○齋藤昌司議長 休憩前に引き続き、会議を開きます。  一般質問を続行いたします。 ○齋藤昌司議長 3番 高橋健一郎議員          〔3番 高橋健一郎議員登壇〕 ◆3番(高橋健一郎議員) 3番、高橋健一郎です。齋藤昌司議長の発言の許可をいただきましたので、通告に従って一般質問を行ってまいります。  以下、質問要旨に沿って行ってまいります。大項目1、新型コロナウイルスワクチン接種について、大項目2、トイレトレーラーの導入について、2問を行ってまいります。  初めに、大項目1、新型コロナウイルスワクチン接種について。この6月議会において、多くの議員の方が質問を行って重複していますが、ご了承ください。また、日夜にわたり、昨年より続く新型コロナウイルスの未曽有の国難に対応していただき、また、現在継続して行っていますワクチン接種対応に、蓮田市職員の皆様と医療従事者の皆様に敬意を表し、心より感謝申し上げます。  さて、現在進行しております65歳以上のワクチン接種について、市民の方々より様々なご意見、要望、お叱りといった切実な多くの声をお聞きしました。このことを踏まえまして、質問を行います。  中項目(1)、進捗状況について。  (ア)として、65歳以上の集団接種での可能枠数は。  (イ)として、65歳以上の個人接種での可能枠数は。  (ウ)として、75歳以上の現在の接種人数は。  中項目(2)、接種予約の課題は。  中項目(3)、今後の接種計画を伺います。  次に、大項目2、トイレトレーラーの導入について。  中項目(1)、市の災害時での活用方法は。東日本大震災から10年以上の月日がたちます。これまで数多くの災害に見舞われている日本ですが、その災害で何に困り、何が必要であったのかの情報は数多く残っており、これからの災害対策に結びつけていかなくてはなりません。その中で、避難所におけるトイレ問題は、毎回クローズアップされます。とりわけ避難所の環境に対して、さらにきめ細やかな対策が重要です。東日本大震災が発生した2011年、復興庁がまとめました東日本大震災における震災関連死に関する報告で、死因を調べた1,263人のうち、避難所における生活による死因が全体の3分の1を占めたとの報告があります。特に避難所におけるトイレ不足、トイレの不衛生が二次災害として高齢者、女性、障がい者の関連死を招き、特に高齢者が関連病になって回復が長引く原因とされ、災害時のトイレ対策は、生死に関わる重要な課題となっております。この問題を解決する一つの方策として、各自治体で移動式トイレ、いわゆるトイレトレーラーの導入の検討が進んでおります。トイレトレーラーを導入した自治体が相互に連携協力し、災害時のトイレ不足解消を図り、二次災害を防ぐ助け合いネットワークの構築を目的に、東日本大震災をきっかけに設立された一般社団法人助けあいジャパンが主導して、災害派遣トイレネットワークプロジェクトを全国展開しております。先進地事例として、いち早くトイレトレーラーを導入した静岡県富士市は、平成30年7月の西日本豪雨にて被災した岡山県倉敷市に派遣、派遣を受けた倉敷市では避難所から、とにかくきれいで明るく清潔だと高い評価に加え、乳児の授乳にも使用されたことから、トイレトレーラーを導入したそうです。続いて、富士市は、令和元年10月台風19号で千曲川の堤防決壊、浸水した長野市赤沼地区へ派遣、さらに同年9月の台風15号では、被災した千葉県君津市に富士市、西伊豆町、刈谷市保有3台が2週間設置され、効果を発揮したそうです。トイレトレーラーの車体には、市の名前や寄附者の名前が書かれており、それを見た避難所の方がいつか恩返しをしたいといったエピソードが生まれております。  清潔で快適に使える移動式トイレトレーラーは、配布資料にございますが、災害時には太陽発電、洋式の水洗トイレを設置した個室4室は子どもと入れる広さで、壁には化粧鏡、換気扇や清掃用の排水溝も整備され、長期間使用しても清潔な衛生状態が維持でき、またプライバシー面でも課題があった従来の仮設トイレなどに比べ、防音性、遮断性に優れ、断水時には近くの水源から揚水ポンプで給水ができ、上下水道のあるところでは、タンクの容量を気にせず使用できます。上下水道が使えなくとも約1,500回分の汚物がためられるため、汲み取り方式、あるいは直接マンホールに流して使うこともできると聞いております。このことを踏まえて、蓮田市でも導入を検討してはどうか伺います。  中項目の(2)、市の平時での活用は。トイレトレーラーを導入した場合の想定で、平時では蓮田市ではどのような活用ができますでしょうか、伺います。  1回目の質問を終わります。 ○齋藤昌司議長 長谷部健康福祉部参事          〔長谷部幸一健康福祉部参事登壇〕 ◎長谷部幸一健康福祉部参事 高橋健一郎議員のご質問、新型コロナウイルスワクチン接種についての進捗状況についてのうち、65歳以上の集団接種での可能枠数はについてですが、現在、総合市民体育館パルシーにおいておおむね週に2日、1日当たり500回から1,000回の接種枠にて実施しております。  次に、65歳以上の個別接種での可能枠数はについてですが、市内21箇所の医療機関の先生方にご協力をいただき、6月7日から個別接種を開始いたしました。接種可能枠数については、通常の診療に加えてワクチン接種を行っていただいている関係上、医療機関ごとで日数や枠数は様々でございます。1週間当たりで見ますと、医療機関の合計でおおむね1,800回程度の接種枠をご用意できている状況でございます。  次に、75歳以上の現在の接種人数はについてですが、6月13日現在においては、1回目の接種回数は6,117回、2回目の接種回数は757回でございます。  続いて、接種予約の課題はについてですが、ワクチン接種の開始当初につきましては、国から届くワクチン供給量が少なく、接種可能人数も限定的であったため、予約が取りづらい状況が生じておりました。しかし、現在においては、ワクチンの供給につきましても、少しずつではありますが、安定してきております。また、集団接種に加えて個別接種も開始したこともありまして、接種可能回数は増加しております。さらに、電話予約を受け付けるコールセンターの電話回線を増やすとともに、コールセンターでの電話による予約枠を拡大し、予約が取りやすくなるようにいたしました。また、スマートフォンの操作に不慣れな方に対しましては、市役所市民ホールの特設相談窓口の委託事業者がワクチン接種の予約支援を行い、さらに、集団接種の予約開始日においては、市職員も予約入力操作支援を行っております。ワクチン接種予約につきましては、様々な課題があることは認識しておりますが、状況に応じて職員による予約支援や電話予約枠の拡大など、随時対応してまいります。また、電話や窓口での対応においては、お一人お一人に丁寧に分かりやく説明し、安心につながるよう努めてまいります。  続いて、今後の接種計画はについてですが、7月末までに65歳以上の方の接種完了を目指しております。今後は、64歳以下の方に対して接種を進めてまいります。市民の皆様がスムーズに接種していただけるよう、予約は年齢ごとに区切りながら、段階的に進めていく予定でございます。  なお、国や県の大規模接種会場や職域などにおいても接種が始まることもあり、クーポン券については、可能な限り速やかに発送できるよう準備を進めているところでございます。引き続き、ご理解賜りますようお願い申し上げます。  以上でございます。 ○齋藤昌司議長 山口総合政策部長          〔山口 亨総合政策部長登壇〕 ◎山口亨総合政策部長 高橋健一郎議員のご質問、大項目2、(1)、市の災害時での活用法についてでございますが、ご提案のありましたトイレトレーラーは、車両の幅が約2.44メートル、長さが5.7メートルと中型トラックと同程度の外寸で、内側に個室トイレが4箇所あり、それぞれの個室は内部が広い設計となっております。また、化粧鏡やソーラーパネルによるLED照明や換気扇等もあり、衛生状態を保持できるなどの特徴を有しているものかと存じます。災害が発生し、避難した場所のトイレが不衛生な状態になりますと、被災された方はトイレの使用をためらいがちになります。その結果、水分や食事を控えることにつながることから、災害時におけるトイレの確保とその衛生管理は、非常に重要な問題でございます。  しかしながら、トイレトレーラーの導入については、トレーラーを牽引するための車が別に必要であり、また牽引免許も必要となること、トレーラーの保管場所の必要性など、課題となる面も多くございます。蓮田市では、災害時における仮設トイレを含むユニットハウスの供給に関し、民間事業者と協定を締結しております。災害が発生した際には、この協定に基づき快適で清潔なトイレを確保できると考えておりますことから、現時点におきましては、トレーラーを導入する考えはございません。  次に、(2)、市の平時の活用法はについてでございますが、仮にトイレトレーラーの寄贈等を受けた場合を想定いたしますと、トイレトレーラーは機動性を有していることから、平時はトイレがない公園や仮設トイレはあるものの不足状態の公園などに置いておき、臨時的な活用としては、祭りなどのイベントの開催時に利用することで有効活用ができると考えております。  以上でございます。 ○齋藤昌司議長 3番 高橋健一郎議員 ◆3番(高橋健一郎議員) 各担当部長の答弁ありがとうございました。再質問させていただきます。  大項目1、新型コロナウイルスワクチンについてですが、ワクチン接種のキャンセル回数部分はどう対応しているのか伺います。 ○齋藤昌司議長 長谷部健康福祉部参事長谷部幸一健康福祉部参事 再度のご質問にお答えいたします。  ワクチンのキャンセル分は、どう対応しているかとのお尋ねでございます。余ったワクチンを決して廃棄することがないようにというのは、徹底しなければならないこととされておりまして、業務の特性や年齢、また即時に接種に応じられることなどを勘案いたしまして、集団接種会場のスタッフなどを中心に、また業務の中で市民の方に触れる機会の多い職員などを中心にキャンセル枠のリストをつくって対応しているところでございます。  以上でございます。 ○齋藤昌司議長 3番 高橋健一郎議員 ◆3番(高橋健一郎議員) ご答弁ありがとうございます。再質問を続けます。  接種予約についてですが、1回目の予約は、当初75歳以上の方々が取るのに身近な息子さん、娘さん、お孫さん、またはご近所の方など総動員でやったと、それでやっと取れたという多くの方より伺いました。蓮田市では、2回目の予約は取りやすくなっていますけれども、飯能市ではワクチン接種予約で1回目を行ったら、約3週間後の日程で調整します。1回目を取れば2回目は必ず取れるようになっています。2回目の予約は不要ですとなっています。この方法を今後検討してはどうか伺います。 ○齋藤昌司議長 長谷部健康福祉部参事長谷部幸一健康福祉部参事 再度のご質問にお答えいたします。  現在の蓮田市のワクチン予約システムにおきましては、1回目の接種後、すぐに3週間後以降の日程で2回目の予約が取れるようにしているところでございます。この3週間後以降の接種日程については、2回目の接種の方のみが予約が取れるようにしているため、予約はスムーズにいただいているものと考えておりますが、確かになかなか取れないという方が現にいらっしゃいました。現在、集団接種会場におきましては、2回目の接種が1回目終了後、その場でお取りいただけるような取り組みを開始したところでございます。  以上でございます。 ○齋藤昌司議長 3番 高橋健一郎議員 ◆3番(高橋健一郎議員) ご答弁ありがとうございます。再質問を続けます。  65歳以上の方で埼玉県の北浦和の大規模接種会場に、蓮田市民が最近で何名予約しているかというのを伺います。 ○齋藤昌司議長 長谷部健康福祉部参事長谷部幸一健康福祉部参事 再度のご質問にお答えいたします。  埼玉県に確認いたしましたところ、6月の17日現在における埼玉県高齢者ワクチン接種センターの蓮田市民の接種予約人数は、接種済みの方を含めての数字でございますが、582人とのことでございます。  以上でございます。 ○齋藤昌司議長 3番 高橋健一郎議員 ◆3番(高橋健一郎議員) ご答弁ありがとうございます。  思っていたより結構大規模接種会場受けているのだなと、582名ということで、市内の予約が取りやすくなるということで、このことに関しては、大規模接種会場のそれなりの効果が出ているというふうに感じました。  また、今日、大学生の接種が開始されまして、全大学ではないのですけれども、また徐々に企業での接種も開始されるということで、65歳以下の接種の加速にもなると思いますので、そちらの接種の推進も市でお願いしたいなというふうに思います。  再質問を続けます。基礎疾患の有する方への優先接種の対応はどのように行っていくのか伺います。 ○齋藤昌司議長 長谷部健康福祉部参事長谷部幸一健康福祉部参事 再度のご質問にお答えいたします。  基礎疾患を有する方への優先接種でございますが、確かにこれから最優先の課題だと思っております。今後、64歳以下の方に対しましては、やはり幾つかの年齢区分ごとに接種券を送付する予定でございます。最初に、基礎疾患をお持ちの方の優先予約期間を設けていく予定でございまして、準備を現在進めているところでございます。  以上でございます。 ○齋藤昌司議長 3番 高橋健一郎議員 ◆3番(高橋健一郎議員) ご答弁ありがとうございます。再質問を続けます。  市長に質問いたします。蓮田市のワクチン接種、希望者全員がいつまでに完了していく見通しか伺います。 ○齋藤昌司議長 中野市長 ◎中野和信市長 高橋健一郎議員のご質問、新型コロナウイルスワクチン接種につきましてお答え申し上げます。  現在の状況、いろいろご迷惑をおかけいたしましたが、75歳以上がスタートして、今日から65歳以上の方々がスタートいたしました。この後、一般接種という名の下に64歳以下の方々にも計画的にクーポン券を配布いたします。これは、その年齢で、市民の方々の実態は、年齢できれいに切れるわけでなくて、当然75歳以上の方もまだいらっしゃいますし、65歳以上の方もいらっしゃいますし、また新たに64歳以下の方々も発生して、非常に今度はふくそうしてきて、最終的には該当する多くの市民の皆さん方の接種活動が最終盤に向かって進行していくわけです。したがって、これからもっともっと今まで以上に物事がふくそうしてきますし、市民の方の事情も、高齢者の方もいますし、65歳以上の方もいますし、若い方もいますし、それぞれ細かいきめ細かな対応を我々はしていかなければ、またそういう配慮をしながら対応していかなければならないのではないかと思っております。  一応目標といたしましては、先ほどもパルシーの集団接種の会場は取りあえず9月までということでありますが、内部では可能な限り長期予約を取るということで進めておりまして、またそうしますと利用者の方々に迷惑かけてしまうのですけれども、体育館の開放を待っている方に対しては。でも、やっぱりここはコロナ最優先ということで、そういう段取りも今着々と内部で検討しているところでありまして、最終的には先ほど参事申し上げましたとおり、何とか年内には全ての方々がワクチン接種が完了、そういうことを目指すつもりであります。  ただ、おかげさまで集団接種にしても、個別接種にしても、若干ですけれども、それぞれ毎日毎日データは動いていますけれども、当初のような逼迫した状態ではなくて、場合によっては空きが出たり、キャンセルが出たり、また入れ替わったり、そういう動きもありますので、その辺も情報発信しながら弾力的に対応してまいります。  加えて、ご質問の中にありましたとおり、職域接種、国家公務員は既に何か二、三日前の新聞ですと、国家公務員がもう職域接種を始めるという国の発表があったようですから、いずれ県の職員、あるいは我々地方自治体の職員、そういうところにも下りてくると思いますので、接種の形は今までの年齢で区切ったワンパターンの対応でなくて、いろいろな形の接種体制が進んでくると思いますし、当然ファイザー社のワクチンだけでなくて、他のワクチンも入ってきますので、取り間違いのないように、また計画的に慎重に対応してまいりますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。 ○齋藤昌司議長 3番 高橋健一郎議員 ◆3番(高橋健一郎議員) 市長の答弁ありがとうございます。蓮田市の安心安全メールには、なお希望される全ての方々が接種を受けられますので、ご安心くださいとあるように、特に独り暮らしの高齢者などの接種希望者を取り残さない対応をお願いしたいというふうに思います。  再質問を続けます。大項目2のトイレトレーラーの導入についてです。現時点での導入をする考えはないということですが、トレーラーの保管場所確保、牽引免許資格取得の必要性の課題、災害時における仮設トイレを含むユニットハウスの供給に関し、民間事業との協定が締結していて、トイレトレーラーの同等の機能を有するということで指摘がございました。ですが、牽引資格者は、災害時防災協定を締結している地元業者の牽引を依頼することで、緊急時の対応可能という意見もあります。また、牽引車両の取得、もしくはリースに関わる資金、費用に加え、トレーラー保管維持費等を含めた支出は、イベント等での収入を図ることで吸収する方策が提案されています。トイレトレーラーは、1台約1,500万円という高額ですが、導入自体はおおむね国の制度、緊急防災減災事業債で起債額70%を還付交付金で充当されます。さらに、自治体自己負担の30%をふるさと納税、クラウドファンディングの方法による自主財源にて、先進地は対応していると聞いています。蓮田市もこの方法などを取り入れて、災害時はユニットハウスの仮設トイレ、民間事業者と共有でトイレトレーラーを導入して、また平時には市の各種イベントで本来用意したトイレと共用してトイレトレーラーを活用してはどうでしょうか。 ○齋藤昌司議長 山口総合政策部長山口亨総合政策部長 再度のご質問、先ほど私のほうで課題について説明させていただきました内容についてのご提案に対してなのですけれども、トイレトレーラーを導入する、または寄贈を受けると定めた際には、ご提案の方法や牽引免許の対応についても広く検討させていただきたいと思います。また、災害が発生し、また発生するおそれが生じた場合に、協定書に基づくトイレの調達を行う際には、トイレトレーラーも含めて調達を検討させていただきます。  以上でございます。 ○齋藤昌司議長 3番 高橋健一郎議員 ◆3番(高橋健一郎議員) ご答弁ありがとうございます。最後に、市長に質問して終了いたします。  災害は待ってはくれません。いざというときのトイレトレーラーの導入についての所見を伺います。 ○齋藤昌司議長 中野市長 ◎中野和信市長 高橋健一郎議員の2問目の質問でございますが、災害時のトイレトレーラーの導入の関係でございます。現在、ご質問いただきまして、内部調整、いろいろ検討した結果は、山口総合政策部長答弁したとおりが現在の見解でございますが、いつもこういう形で新たな提案をいただいて、大変ありがたく思っております。災害時のトイレ関係、あるいは避難所もそうなのですけれども、当初はとにかく体育館とか、ああいう広場を用意すれば初期対応はということでありましたが、最近はああいう避難所の関係でもプライバシーとか、あるいは女性とか子どもたち、ニュースですけれども、いろいろな被害に遭う、この避難所で被害に遭う、そういうテレビなんかも見ておりますが、そういった意味ではより一層、トイレ一つとりましても、そういういろいろな観点から検討しなければならない今時代に日本は入ってきたのかなと思っております。  その意味では、金額のお話もありましたが、多額の金額でありますが、現段階では議員のご提案ということで受け止めさせていただきます。いろいろ研究、検討させていただきますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。 △発言の訂正 ○齋藤昌司議長 この際、近藤純枝議員から、6月17日の一般質問について、発言の一部訂正を求められておりますので、これを許します。  6番 近藤純枝議員 ◆6番(近藤純枝議員) 皆様、こんばんは。大変お疲れのところ申し訳ございません。6番、近藤純枝でございます。齋藤昌司議長より発言のお許しをいただきましたので、私の今回の一般質問の発言訂正をお願い申し上げます。  大項目1の西新宿地区第一排水機場ゲート改修について、最後の再質問の中で、「蓮田市始まって以来の自主避難が」と申し上げるところ、「避難指示が」と申し上げてしまいました。おわびして訂正させていただきます。貴重なお時間、申し訳ございません。よろしくどうぞお願いいたします。 △次会日程報告 ○齋藤昌司議長 以上で、本日の日程は終了いたしました。  明22日ないし25日は、議案調査のため本会議は開きません。  26日及び27日は、休日につき休会といたします。  来る28日は、午前9時から本会議を開き、各委員長の報告を求め、質疑、討論並びに採決を行います。 △散会の宣告 ○齋藤昌司議長 本日は、これにて散会いたします。          散会 午後 5時27分...